研究課題
基盤研究(B)
1)日本語版高度シンボルコミュニケーション・デバイスの開発・荒木(1987)の小学生の語彙調査研究、光村図書の学習基本語彙、PICOTの語彙をもとに「日本語版高度シンボルコミュニケーション・デバイス」に用いる語彙4682語を整理した。またそれぞれの語について形成する格のリストを策定した。・荒木(1987)の語彙をもとに特殊教育担当教員・保護者を対象に学校場面・家庭場面での利用頻度を調査、シンボル化する順位を策定し、MOCAシンボルを作成した。・「日本語版高度シンボルコミュニケーション・デバイス」の仕様策定を行い、タブレット型コンピュータ上で動作するプログラム開発を行った。2)情報機器を活用したコミュニケーションカリキュラム案の開発・米国各州のアシスティブ・テクノロジー・ガイドラインの分析を行った。ミネソタ州のアシスティブ・テクノロジー・コンシダレーション・シートをもとに、日本で利用できるシートを作成し、実践を行った。・特殊教育における教育情報化推進指導者講習会(全国講座)において、アシスティブ・テクノロジー・コンシダレーション演習を行い、上記のシートとアセスメント方法について評価を行った。3)研究成果の中間発表・日本教育実践学会、日本教育工学会において中間発表(口頭発表)を行った。