研究課題/領域番号 |
16310161
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
新川 敏光 京都大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30216212)
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研究分担者 |
池上 岳彦 立教大学, 経営学部, 教授 (50202875)
藤本 陽子 早稲田大学, 文学部, 教授 (00238619)
鄭 暎惠 大妻女子大学, 人間関係学部, 教授 (10207326)
柳原 克行 大同工業大学, 教養部, 講師 (60367646)
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キーワード | カナダ / 社会的総合・社会統合 / 国民国家・ナショナリズム / 福祉国家・社会保障 / 連邦主義・連邦制・地域主義 / 国際研究者交流 / 英米文学 / ポスト・コロニアリズム |
研究概要 |
1、本年度(プロジェクト第二年度)の研究実施計画では、研究会を隔月程度で開催し、本研究参加者以外の研究者たちから専門知識の提供を受けるとともに、いくつかの海外調査(資料収集あるいは実態調査)を行うことを予定していた。これらの計画は、以下にみるように成功裡に実施された。 2、研究会については、計5回開催された(うち1回は合宿研究会)。報告者と報告内容は以下のとおりである。 石山文彦氏「キムリッカの多文化主義理論とその後の展開」(7月・於立教大)、 Michael Donnelly氏「自由貿易協定は国家横断的政治共同体をもたらすか?」(11月・於京都大)、 安達清昭氏「論争史:世界経済の中のカナダの位置-ハロルド・イニスからゴードン・ラクサーまで」(11月・於愛知県産業貿易館)、 高井由香理氏「加米国境の越境者たち-移民史からみた多文化主義以前のカナダ・アメリカ・ボーダーランド」(同上)、 大岡栄美氏「トロントの中国系移民コミュニティ-ポスト1967年移民第二世代の文化志向とアイデンティティを中心に」(12月・於立教大)、 加藤普章氏「カナダ多文化主義の分析視点」(1月・於文科省共済組合箱根合宿所)、 藤本陽子「カナダ文学におけるポストコロニアリティ論の展開」(同上)、 矢頭典枝氏「カナダの公用語政策-理論と現実」(同上)。 3、海外調査については、本研究代表者および分担者のうち新川・藤本・鄭・柳原がそれぞれ海外に渡航し(藤本はイギリスの諸都市、そのほかの三名はカナダの諸都市)、各役割分担に応じて資料収集あるいは実態調査につとめた。 4、以上の研究会・海外調査の成果として公刊された業績は、別表にかかげてあるとおりである。
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