研究課題/領域番号 |
16320006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
古東 哲明 広島大学, 総合科学部, 教授 (10153777)
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研究分担者 |
高橋 憲雄 広島大学, 総合科学部, 教授 (80179506)
原 正幸 広島大学, 総合科学部, 教授 (10092305)
中村 裕英 広島大学, 総合科学部, 教授 (60172433)
青木 孝夫 広島大学, 総合科学部, 助教授 (40192455)
桑島 秀樹 広島大学, 総合科学部, 助教授 (30379896)
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キーワード | 臨床哲学 / 生の不安と輝き / 世界肯定 / 比較思想 / 美的体験 / 論理と技法 / ニヒリズム / 痛苦の現場 |
研究概要 |
1.研究実習・研修会の開催と実践的コラボレーション:定期的に臨床哲学研究会(20回)を開催した。また、比較文化例会(5回)と比較文化研究大会(11月)を行なった。さらに、先端でご活躍の思想家(坂部恵、鷲田清一、上田閑照氏)をお招きし、研修講演会(10月29日、12月22日。1月21日)を開催するとともに、長時間にわたる討議、実技指導、ワークショップを行なった。 2.海外調査・研修:原が中国(広州市、中山大学)および台湾(国立台北芸術大学)へ、村瀬がフランス(パリ第三大学)へ、桑島がアイルランド(アイルランド国立美術館)へ、それぞれ10日前後渡航し、現地調査・資料収集にあたるとともに、海外研究者と研究交流を行った。 3.電子装置整による研究環境づくり:新規購入のIT装置やソフトを駆使しながら、本科研の基幹ホームページを設営するととも、データベース構築を開始し、内外の研究者や関心ある医療現場・学校教育・宗教的治癒現場のスタッフ、および一般市民との交流環境を整備した。 4.資料室・機械室設営と図書収集・工房環境整備:現代思想資料室、芸術資料室、芸術工房等を設営・整備し、芸術学、応用倫理学、現代哲学、医療法科学に関する諸文献を収蔵し、関心ある研究者が常時閲覧できるようにするとともに、各種電子機器による実習環境を整えた。 5.理論構築と実践的技法の探求:上記資料の精密な解読により、1や2の研修や調査とも関連づけながら、諸論文を執筆し、あたらしい肯定哲学や実践理論や倫理理論や美学を構築し始めた。 6.機関誌及びニューズレターの編集と発刊:執筆者を内外ひろく募り、新規購入の印刷機器を駆使し、『臨床哲学研究』第5号および『比較文化研究』第26号を編集し発刊した。またニューズレター『制作科研通信』や、本科研研修会の告知ポスター等を定期的に多数発刊した。
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