研究課題/領域番号 |
16320007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
八巻 和彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (10108003)
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研究分担者 |
薗田 坦 龍谷大学, 文学部, 教授 (40047072)
松本 耿郎 英知大学, 文学部, 教授 (00159154)
山我 哲雄 北星学園大学, 経済学部, 教授 (80230332)
降旗 芳彦 実践女子大学, 文学部, 助教授 (20238661)
佐藤 直子 上智大学, 文学部, 助教授 (60296879)
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キーワード | 神 / 宗教寛容 / 理性 / キリスト教 / イスラム教 |
研究概要 |
三ヵ年の初年度として、まず各自の研究計画の確認と各自における研究の推進に力が注がれた。各人がそれぞれの研究計画に基づいて所要の文献等を入手すると共に、夏休みには全員が参加して二泊三目の合宿を行った。また、三月下旬には当初の予定通りに二日にわたるメンバー内での研究会以外に、3月24日から30日に東京で開催された「国際宗教学宗教史会議」第19回世界大会に参加した諸外国の研究者を招聘してのワークショップを、外部に開いた形で実施した。 「宗教寛容論の諸相」と題したワークショップでは、本研究計画の海外共同研究者であるWalter A.EulerによるCusanus'"De pace fidei"und Lessings Ringparabelという講演をはじめ、L.Ridgeon, P.Casarella, H.Schwä ; tzer, R.Kather, J.M.Andréの総計6人の講演と質疑討論が行われた。 同時に、本研究グループの全員ではないが、八巻和彦、山我哲雄、それに在外研究によって昨年夏に本研究グループのメンバーから外れざるを得なくなった前メンバーである矢内義顕の三名が、上記の世界大会において各自パネルを組織して、これまでの研究の成果の一端を発表した。八巻和彦の発表は、A Theory of Toleration Based on an Analogy between Religion and Languageであり、山我のそれはThe Syro-Ephraimite War n the Book of Kings and the Book of Chronicles、矢内のそれはAnselm of Canterbery and the Spirit fo Rational Toelranceであった。
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