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2006 年度 実績報告書

宋学西漸-イスラムからヨーロッパまで-

研究課題

研究課題/領域番号 16320008
研究機関筑波大学

研究代表者

堀池 信夫  筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授 (10091927)

研究分担者 井川 義次  筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 助教授 (50315454)
キーワード中国イスラーム哲学 / 啓蒙哲学 / 朱子学 / 王岱輿 / ヴォルフ / ノエル / 宣教師 / 儒教
研究概要

研究代表者は、中国イスラーム哲学草創期の哲学者王岱輿を中心に、中国哲学とりわけ朱子学との関連について研究を進め、18年度中に数点の論文を発表し(平成18年度の研究成果参照)、また基盤研究(A)「清朝中国ムスリム学者・劉智『天方性理』における中国思想とイスラーム神秘主義」(代表:青木隆・日本大学)による「回儒の著作を読む研究会」と協力して、研究会等を主催した。
分担者は、平成18年10月に筑波大学人文社会科学研究科に移動となったが、引き続き朱子学の西欧諸語への翻訳によるヨーロッパヘの紹介を基軸に、中国哲学がヨーロッパ哲学史の転回に大きな影響をあたえていたことの実証的な研究を進め、研究発表数回と論文一点を発表した(平成18年度の研究成果参照)。
なお、平成18年度中に開催した研究会は以下のとおりである。
○第9回明清東西思想交渉研究会(平成18年4月1日、筑波大学人文社会系棟)井川義次氏「17世紀〜18世紀における東西の思想交渉とその意味」
○第10回明清東西思想交渉研究会(平成18年9月2日、筑波大学人文社会系棟)松崎哲之氏「浙東学派の祭天について」
○第11回明清東西思想交渉研究会(平成19年2月17日、筑波大学人文社会系棟)堀池信夫氏「『省迷真原』について」
○第12回明清東西思想交渉研究会(平成19年3月15日、筑波大学人文社会系棟)井川義次氏「宋学とクリスチャン・ヴォルフ」

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 創造と光-中国イスラーム哲学者王岱輿の創造論-2006

    • 著者名/発表者名
      堀池信夫
    • 雑誌名

      比較市民社会・国家・文化特別研究プロジェクト 平成17年度研究成果報告書 筑波大学

      ページ: 395-407

  • [雑誌論文] 漢代の「権」について2006

    • 著者名/発表者名
      堀池信夫
    • 雑誌名

      両漢における易と三礼 汲古書院

      ページ: 201-223

  • [雑誌論文] 婦人の出国-董仲舒の「変礼」についての補遺-2006

    • 著者名/発表者名
      堀池信夫
    • 雑誌名

      両漢における易と三礼 汲古書院

      ページ: 399-409

  • [雑誌論文] 十七世紀イエズス会士の伝える仏教情報-仏教側の視点からのアプローチ2006

    • 著者名/発表者名
      井川義次
    • 雑誌名

      人間科学 第18号

      ページ: 1-26

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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