研究課題/領域番号 |
16320010
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
櫻井 義秀 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50196135)
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研究分担者 |
土屋 博 北海学園大学, 人文学部, 教授 (30000607)
渡辺 学 南山大学, 総合政策学部, 教授 (20192817)
ロバート キサラ 南山大学, 人文学部, 教授 (80278308)
弓山 達也 大正大学, 人間学部, 助教授 (40311998)
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キーワード | カルト問題 / 統一教会 / 社会秩序 / カルト問題研究プロジェクト / オウム真理教 / エホバの証人 |
研究概要 |
研究2年目は、各研究者同士がそれぞれに調査研究に専念することを目標にした。活動実績は下記の通りである。 1 研究会は、2005年11月27日に大正大学で開催した。発表者は、1)櫻井義秀「南タイの暴力と宗教」2)中西尋子「統一教会に関わる日韓報道の比較」3)弓山達也「スピリチュアル・コンベンションの同行をめぐって」であった。 2 「宗教と社会」学会の研究プロジェクトとして「カルト問題研究プロジェクト」を実施し、意見交換を行う。 3 「カルト問題研究プロジェクト」ホームページを作成し、カルト問題に関わる基礎的概念の整理を行い、一般公開している。(http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~n16260/proj/index.html) 4 研究代表者と研究分担者・研究協力者は、上記の研究活動を組織し、数本の論文を発表した。機関調査としては、日本脱カルト協会の夏期・冬期セミナー参加、霊感商法被害対策弁護士連絡会の集会に1度参加した。国外では第一回国際カルト問題研究集会(スペイン)に2005年7月に参加した。 5 分担研究者各人の研究は次の通りである。弓山はスピリチュアィと青年文化、渡辺はエホバの証人の脱会者研究を研究した。 6 研究協力者の中西尋子は韓国において統一教会信者への聞き取り調査を実施した。 このような研究活動をふまえて、最終年度では、韓国と日本の新宗教の活動・既成宗教団体の社会問題化する教団活動の実態の比較研究を行いたいと考えている。
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