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2004 年度 実績報告書

沖縄県宮古諸島における儀礼歌謡の収集・研究とデータベース化

研究課題

研究課題/領域番号 16320027
研究種目

基盤研究(B)

研究機関琉球大学

研究代表者

玉城 政美  琉球大学, 法文学部, 教授 (30101455)

研究分担者 赤嶺 政信  琉球大学, 法文学部, 教授 (40192893)
高橋 俊三  沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (40088779)
狩俣 繁久  琉球大学, 法文学部, 教授 (50224712)
大胡 太郎  琉球大学, 法文学部, 助教授 (30253941)
久万田 晋  沖縄県立芸術大学, 附属研究所, 助教授 (30215024)
キーワード儀礼歌謡 / 宮古諸島 / 儀礼 / データベース
研究概要

平成16年度は、(1)既存の文献資料に収録されている歌詞をデータベース化すること、(2)宮古諸島の儀礼を調査し、映像と音声および歌詞の資料収集を行うことを課題とし、それを実施した。(1)では『南島歌謡大成III宮古篇』などの歌詞資料を豊富に収録している文献から歌詞を入力して「歌詞データベース」の基本的な骨格を整えた。また古文献『宮古島旧記』関連の写本類を収集し歌詞の部分を翻刻した。この作業は次年度以降も継続し、パソコン上で整理し「歌詞データベース」を完成する予定である。(2)では宮古諸島の数地点で臨地調査を行い、儀礼の映像と音声による記録を作成した。まず玉城政美、前城淳子と研究協力者仲間恵子は上野村野原の「マストゥリャー」儀礼と下地町来間島の「ヤーマスプナカ」儀礼を調査した。そしてこの資料をもとに儀礼と歌詞の意味について聞き取り調査を行った。また玉城政美、赤嶺政信、大胡太郎、久万田晋、前城淳子は伊良部島の「ユークイ」儀礼を調査した。この儀礼は、五つの集落で同時に行われるので、取材地点を相互に分担した。あわせて、収集した儀礼と歌詞資料をもちより、それらを文学、言語学、民俗学、民族音楽学の専門的な立場から検討し、意見交換を行った。また玉城政美、高橋俊三、前城淳子、仲間恵子、諸見菜々は池間島と狩俣の「旧正月」儀礼を調査した。その際、旧暦一月十六日に「十六日祭」が実施されることを確認し、玉城政美、赤嶺政信と仲間恵子、諸見菜々が儀礼の観察と民俗学的な聞き取り調査を行った。最後に、以上の調査によって収集した映像と音声資料を整理するとともに歌詞資料のデータベース化を行った。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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