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2005 年度 実績報告書

イランの祭祀・信仰に関するデータベースの構築とペルシア文学論への応用研究

研究課題

研究課題/領域番号 16320044
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

森 茂男  大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (40273734)

研究分担者 藤元 優子  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (40152590)
竹原 新  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (20324874)
キーワードイスラム文化 / イラン / ペルシア語 / 語源学 / 民俗学 / 文学 / XML / データベース
研究概要

平成17年度の研究活動は、イランの祭祀・信仰について語源論的分析が可能なデータ作成、これをデータベース化するためのデータ形式の策定、イランにおける現地調査、実験的な応用研究を中心として行った。具体的には、下記の1から3に示した方法で研究を行った。なお、データ入力や単純な作業についてはペルシア語の専門知識を持つ研究補助者を活用した。
1.イラン国内での資料収集:本研究の経費によりイランで研究分担者および研究協力者が現地調査を行った。女性の民間信仰である「ソフレ」の儀礼の映像資料(ビデオ)、デジタル音声資料および画像資料を収集した。また、テヘラン周辺およびその西方の山村において口承文芸の調査を行い、音声資料を中心に収集した。現地における調整業務と文献資料収集のために研究協力者を派遣した。
2.データベースの開発:本研究活動の最も重要な部分として中心的に実施した。1893年にP.Hornによって出版された近世ペルシア語の語源辞書について昨年度にデータの整形を行った語源辞書資料を材料として、改良版をXML形式によって研究代表者(森)の主導によりデータベース化した。同データベースに関する検索システムも試作版が完成した。この段階でペルシア語の専門知識を持つ研究補助者を活用した。このデータベースと検索システムについては、アジア・アフリカ学術基盤形成事業国際セミナー「イランとイスラム」(2006年1月14日-15日)でも成果発表を行った。
3.文学論への応用研究:本年度の研究によって得られた知見について研究代表者および研究分担者の各自が考察を行っている。このうち、研究代表者は語源学的視点からの研究成果の一部をまとめ、論文とした。(3月公表予定)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Sur Saxwan(訳注)12006

    • 著者名/発表者名
      森 茂男
    • 雑誌名

      イラン研究 第2号(予定)

      ページ: 154-183

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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