研究課題/領域番号 |
16320044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
森 茂男 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (40273734)
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研究分担者 |
藤元 優子 大阪外国語大学, 世界言語研究センター, 教授 (40152590)
竹原 新 大阪外国語大学, 世界言語研究センター, 准教授 (20324874)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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キーワード | イスラム文化 / イラン / ペルシア語 / 語源学 / 民俗学 / 文学 / XML / データベース |
研究概要 |
本研究の活動として、イラン・イスラム共和国における祭祀・信仰に関するフィールドワーク、フィールドワークで得られた資料のデータベース化に係る作業、および、文学論への応用研究を中心として行った。具体的には、下記の1から3に示した方法で研究を行った。なお、データ入力や単純な作業についてはペルシア語の専門知識を持つ研究補助者を活用した。 1.イラン国内での資料収集:各年度、本研究の経費により、研究代表者または研究第分担者、研究協力者がイラン・イスラム共和国内において古代イランの遺跡に関する画像資料、女性の民間信仰である「ソフレ」の儀礼の映像資料(ビデオ)、民話、伝説、民間信仰などの音声資料を収集した。 2.データベースの構築:本研究活動の最も重要な部分として中心的に実施した。これまでに本研究等により収集してきたイランの祭祀・信仰についての資料に関して、XML形式によるデータベース化を進めた。遺跡資料、ソフレ、口承文芸の3カテゴリーに分け、更にサブカテゴリー、イベントデータ、マテリアルデータ等、必要に応じて階層に分けてデータを作成した。原則としてXML形式でデータベース化されており、Webブラウザによる検索が可能な仕様となっている。 3.応用研究:本研究によって得られた資料や知見に基づいて研究代表者がペルシア語語源辞書の作成を含めて、言語史的視点からの作業や考察を行ったほか、研究分担者、研究協力者が各自の専門研究分野の視点で応用研究を行った。
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