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2005 年度 実績報告書

英語レメディアルCALL教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16320071
研究機関千葉大学

研究代表者

高橋 秀夫  千葉大学, 国際教育開発センター, 教授 (30226873)

研究分担者 土肥 充  千葉大学, 国際教育開発センター, 助教授 (00323428)
竹蓋 幸生  文京学院大学, 外国語学部, 教授 (40009030)
草ヶ谷 順子  大阪大学, サイバーメディアセンター, 助教授 (00352740)
水光 雅則  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (20091192)
鈴木 英夫  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90109215)
キーワード英語教育 / CALL / レメディアル教材 / マルチメディア / TOEIC / 英語聴解力 / 学習者のレベル / 学習者の興味
研究概要

本研究の目的はTOEIC450点,初中級レベルの学習者を対象とした自習用レメディアル英語CALL教材を開発することである.平成17年虔は前年度収録した素材に追加するための収録を行うとともに,教材に使用する動画と静止画の選定,編集作業を行った.5つの学習単元に分類された素材は,これまでに我々が開発したCALL教材利用経験者約100名に「難易度」「興味」の2点から評価させた結果,既存の「初級教材より難しい」「初中級教材と同等」「中級教材より易しい」「初級〜中級のいずれの教材より面白い」と評価され,学習者の興味に訴え,かつ初中級レベルの学習者用の素材を収集するという当初の目標は達成されたと判断した.
素材の選択,編集作業に並行して,研究代表者と分担者はソフトウェア開発担当者とソフトウェアの仕様に関して討議を続けた.その結果,現在のブロードバンド普及の現状を鑑み,従来のスタンドアロン形式のCALL教材ではなくWebによる配信に対応できる形の教材開発を行うことを決定した.また従来ワープロ等に記載されたコースウェア(タスク,ヒント,解説等)をソフトウェア担当者がソフトウェアに組み込む作業にかけてきた膨大なコストと時間を節約するため,教材開発支援システム(オーサリングシステム)を新たに開発し,コースウェア開発者(英語教師)がある一定の規則に従って音声,静止画,動画,テキストファイルを作成し,データベース化すればパソコン上で教材を実行できるシステムとした.
コースウェアの作成は過去の特定領域研究等で高い成果をあげている三ラウンド・システムの指導理論に沿って行われた.仕様に従ってデータベース化され開発されたCALL教材は研究代表者,分担者,および研究協力者によって注意深くデバッグされた.完成した教材は当初の計画通り,CD-ROM400枚が納品され,平成18年度からの授業に使用される.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 英語コミュニケーション能力を養成するためのCALLシステム2006

    • 著者名/発表者名
      高橋秀夫
    • 雑誌名

      専修大学LL研究室ワークショップ発表論集 7

      ページ: 1-6

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] TOEIC IPによる千葉大生の英語力の現状分析2006

    • 著者名/発表者名
      土肥充
    • 雑誌名

      人文と教育 2

      ページ: 1-15

  • [雑誌論文] 三ラウンド・システムに基づいたインターネット対応型CALLシステムの開発2005

    • 著者名/発表者名
      土肥充他
    • 雑誌名

      日本教育工学会第21回全国大会講演論文集

      ページ: 601-602

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 使える英語力を養成する総合的英語CALLシステムの開発とその評価2005

    • 著者名/発表者名
      竹蓋幸生他
    • 雑誌名

      情報教育方法研究 8・1

      ページ: 36-40

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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