研究課題/領域番号 |
16320102
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
栗生澤 猛夫 北海道大学, 大学院文学研究科, 教授 (40111190)
|
研究分担者 |
中村 喜和 一橋大学, 名誉教授 (40012356)
吉田 俊則 富山大学, 人文学部, 教授 (40240296)
中澤 敦夫 富山大学, 人文学部, 教授 (90242388)
豊川 浩一 明治大学, 文学部, 教授 (30172208)
坂内 徳明 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 教授 (00126369)
|
キーワード | ウロジェーニエ / 1649年法典 / 会議法典 / 1550年法典 / リトアニア法典 / ルースカヤ・プラウダ / 国際研究者交流 / ロシア |
研究概要 |
研究実施計画に記した諸点の遂行に努めた。概要は以下の通りである。 1 本研究グループが続けてきた月例研究会(東京)は2006年4月から2007年3月までに12回開かれ、研究分担者と研究協力者が参加して1649年法典テキストの解読と検討を継続した。本年度中に第10章全287条の仮訳を完成させ、二回に分けて刊行した(『富山大学 人文学部紀要』第45号、同46号)。ロシア語テキストのデジタル化、語彙集の充実、研究会ホームページの更新も行った。 2 月例研究会のほか、研究分担者並びに研究協力者の参加を得て、北海道大学における合宿研究会(06年10月)を開催し、各研究分担者が担当するテーマに関する研究報告会を行い、最終年を迎える本年度中の完成を目指して討議を行った。 3 そのほか、06年度ロシア史研究会大会(06年10月末、於明治大学)にて、共通論題『中近世ロシア法形成における異文化性』を企画し、研究分担者及び協力者のうち三名が報告を行った。 4 月例研究会を通じて定期的に行っている法典の仮訳作成ならびに合宿研究会での個別テーマの発表には、12人の分担研究者のみならず、国内の研究協力者である飯田ちひろ、大山知児、今村栄一、小野寺利行、草加千鶴、草野佳矢子が積極的に参加した。 5 研究の最終年度に当たり、研究分担者及び研究協力者、また昨年招聘したホロシケーヴィチ博士の二論考を含め、全15本からなる研究報告書(A4版268頁)を作成し、研究成果を発表した。
|