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2004 年度 実績報告書

国際人権の地域的保障の総合的研究--ヨーロッパ人権条約と人権裁判所を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 16330009
研究種目

基盤研究(B)

研究機関早稲田大学

研究代表者

戸波 江二  早稲田大学, 大学院・法務研究科, 教授 (00155540)

研究分担者 建石 真公子  法政大学, 法学部, 教授 (20308795)
北村 泰三  中央大学, 大学院・法務研究科, 教授 (30153133)
江島 晶子  明治法科大学院, 法務研究科, 教授 (40248985)
小畑 郁  名古屋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (40194617)
鈴木 秀美  大阪大学, 大学院・高等司法研究科, 教授 (50247475)
キーワード国際人権法 / 憲法 / 裁判法 / ヨーロッパ / ヨーロッパ人権裁判所 / ヨーロッパ人権条約
研究概要

2年間の共同研究では、(1)ヨーロッパ人権裁判所の判例研究、(2)ヨーロッパ人権裁判所の組織、権限に関する研究、(3)ヨーロッパ人権条約締約国の側から見たヨーロッパ人権条約の実施、とくにヨーロッパ人権裁判所判決の執行の研究、のテーマのそれぞれについて研究分担者が分担して研究するとともに、(4)ヨーロッパ評議会の組織と活動、およびそれがヨーロッパにおける人権保障の進展において果たしてきた役割についての研究、(5)その他の国際的・地域的人権保障制度についての研究についても分担して研究している。2004年度は、各研究分担者が、自己の研究テーマについて各自研究を深めるとともに、全体の研究会として、3回のヨーロッパ人権裁判所判例研究会(7月30日明治大学、12月12日明治大学、2月26日早稲田大学)を開催し、各自の担当判例および研究テーマについて報告を行い、全員で検討を行った。なお、これらの成果は原稿として提出され、2005年度中の刊行を目指して編纂作業を行っているヨーロッパ人権裁判所判例研究書の一部として公表される。
また、2005年1月初旬に9名をフランスのストラスブールへ派遣し、1月4日-5日の日程でヨーロッパ人権裁判所、ヨーロッパ評議会及びトルコ・イタリア各代表部について、上記(2)及び(3)の観点を中心に調査及び意見交換をし、また、各自判例・実務等の資料の収集を行った。さらに、各自の研究テーマに関連する実務の意見聴取及び資料の収集のために、3月に2名をフランス及びイギリスへ派遣した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] 欧州人権条約と軍法会議の独立性・公平性--英国軍法会議に関する欧州人権裁判所の判例を素材として--2005

    • 著者名/発表者名
      戸田五郎
    • 雑誌名

      産大法学 38巻3・4号

      ページ: 210-238

  • [雑誌論文] 放送メディアと青少年保護2004

    • 著者名/発表者名
      鈴木秀美
    • 雑誌名

      法律時報 76巻9号

      ページ: 50-54

  • [雑誌論文] EU東方拡大過程における人権・民主主義コンディショナリティ2004

    • 著者名/発表者名
      小畑郁
    • 雑誌名

      名古屋大学法政論集 202号

      ページ: 79-100

  • [雑誌論文] (資料)第一四議定書によるヨーロッパ人権条約実施手続等の改正2004

    • 著者名/発表者名
      小畑郁
    • 雑誌名

      名古屋大学法政論集 205号

      ページ: 249-282

  • [雑誌論文] 憲法制定権力の行使における現代国際法の影響2004

    • 著者名/発表者名
      建石真公子
    • 雑誌名

      社会体制と法 5号

      ページ: 76-87

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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