| 研究課題/領域番号 |
16330017
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 研究機関 | 一橋大学 |
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研究代表者 |
松本 恒雄 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20127715)
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| 研究分担者 |
山内 進 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20119366)
野田 博 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70189405)
杉浦 保友 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70361847)
滝沢 昌彦 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (80179580)
上原 敏夫 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30114937)
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| キーワード | 企業 / 団体 / 法人 / 社会的責任 / ガバナンス / コンプライアンス / CSR / 社会的責任投資 |
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| 研究概要 |
本研究においては、まず、企業や団体という組織の問題と、市場における組織と組織、組織と個人との関係の問題に分け、さらに、組織の問題について、営利組織である企業の問題と非営利団体の問題に分け、両者に共通の基礎となる問題として、法人観・法人論の問題を取り上げるという全体構成の下で、研究メンバーを、法人観・法人論・市場・取引を対象とする基礎班、営利法人を対象とする企業班、非営利セクターの団体・法人を対象とする非営利団体班の3つの研究チームに分けて研究活動を行った。
16年度は、「社会的責任」という言葉であらわされている事象やこの言葉が用いられる場合に込められている意味についての問題意識を共有化するために、社会的責任論と企業評価についての谷本寛治商学研究科教授をゲストに迎えた研究会を皮切りに行うとともに、各班及び分担者固有の研究を進めた。
基礎班は国際標準化機構(ISO)における規格化への議論や独禁法改正、企業班は会社法全面改正や社会的責任投資、EUのマルチステークホルダーフォーラムの動向、非営利団体班は非営利法人制度見直しや消費者団体訴権といった現在進行中の政策課題をフォローしつつ、内外の基礎的資料の収集・検討を行い、法人の本質論を含むそれぞれの課題の研究を進めた。企業班の研究活動は、法学研究科附属の総合法政策実務提携センターのプロジェクトとも連携させることによって、企業法務に詳しい実務法曹の協力を得ている。
また、如水会ニューヨーク支部の協力を得て、在米日系企業における社会的責任対応についての調査を行った。
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