研究課題/領域番号 |
16330026
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
R.D. Eldridge 大阪大学, 大学院国際公共政策研究科, 助教授 (50335329)
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研究分担者 |
坂元 一哉 大阪大学, 大学院法学研究科, 教授 (20183816)
瀧口 剛 大阪大学, 大学院法学研究科, 教授 (10257959)
中西 寛 京都大学, 法学研究科, 教授 (30237325)
待鳥 聡史 京都大学, 法学研究科, 助教授 (40283709)
村田 晃嗣 同志社大学, 法学部, 教授 (10284126)
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キーワード | 政治外交 / 日米関係 / 選挙 / 安全保障 / 日本 / アメリカ合衆国 / 基地問題 / 議会・国会 |
研究概要 |
本年度は、引き続き、日米関係のそれぞれ国内、そして二国間の歴史(関係史)を研究することを目標とし、とくに、執筆活動および発表の研究会を中心に研究活動を行った。 昨年度行った研究や発表に基づき、さらに研究を発展した。まず定期的に研究会を開き、そして二つの合宿を実施した。 本年度も引き続き、日米の150年の歴史を約10年ごとに区切り、各時期の担当者がそれぞれ調査研究を行い。なお、日米双方の政策決定を等しく分析するため、どの時期についても原則2人の担当者を充てている。また出版に際し、本研究の正規メンバーにとどまらず、日本政治外交史やアメリカ外交し、国際政治学を専門とする研究者の参加を求めることにした。各担当者には、先行研究の成果を踏まえつつ、可能なかぎりにし、全体として当該時期の日米関係を意義づけることが求められた。その上で、各研究成果を持ち寄っての研究合宿を二つ開催し、徹底議論を行なった。 一回目の合宿は、7月19-22日、二回目が1月5日-7日であった。いずれの場合、数多くの外部の専門家を招き、二回ともに併せて15以上の報告や議論が行なわれた。各報告について報告者による討論と全体で討論を行った結果、国際環境や戦前・戦後の通史的観点から日米関係について、より理解を深めることができた。 現在、研究成果に基づいて、各原稿の完成や、『日米関係の150年間』と仮題の本の刊行にむけて準備を進んでいる。有斐閣出版社より来年度(2008年中)に刊行する予定されている。
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