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2005 年度 実績報告書

価値創造型ビジネス・モデルのダイナミズム-日本企業を対象とする経営学的実証研究-

研究課題

研究課題/領域番号 16330068
研究機関北海道大学

研究代表者

平本 健太  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00238388)

研究分担者 小島 廣光  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80093029)
寺本 義也  早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (30062178)
岩田 智  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00232679)
谷口 勇仁  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (60313970)
福島 英史  法政大学, 経営学部, 助教授 (20313439)
キーワード価値創造 / ビジネスシステム / ビジネスモデル
研究概要

本年度は以下の通り,おおむね当初の研究計画に沿って研究が実施された.
第1に,昨年度に実施された文献研究およびパイロット・スタディの結果を踏まえて,定量的研究のための分析枠組が導出された.分析枠組導出の作業と並行して,研究分担者各自がそれぞれ選定した事例に関するより詳細な研究に着手した.
第2に,日米企業の事例研究を継続した.加えて,日米それぞれの企業に関する事例研究の参照点(reference point)として,欧州における価値創造型企業に関する実態調査もあわせて実施した.本研究の主たる焦点は日米比較にあるが,EU経済圏において価値創造的企業活動を展開しているいくつかの企業(Leitner社,Doppelmayr社,Billa社,Karlstadt社など)の経営実態を検証することで,価値創造型ビジネスシステムに関する知見を深化させることが可能となった.これら作業と並行して,次年度に実施予定である質問票調査のための予備調査の検討を開始するとともに,質問票の具体的なストラクチャーの検討に着手した.
第3に,国内外の事例研究を一層精緻化するために,九州大学・経済学部,法政大学・経営学部,ミュンヘン大学,ストラスブール大学との学術交流あるいは当該組織の研究者との意見交換を行った.
次年度以降の調査・分析においては,本年度の研究において導出された分析枠組にしたがって,定量的調査を実施する予定である.
なお,本年度の研究成果の一部は,次頁に示す研究論文および著書として発表されている.

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 協働の窓モデル2006

    • 著者名/発表者名
      小島廣光
    • 雑誌名

      経済学研究 55・4

      ページ: 11-30

  • [雑誌論文] 情報システム活用による競争優位の実現に向けて-追加データにもとづく予備的分析2005

    • 著者名/発表者名
      平本健太
    • 雑誌名

      経済学研究 55・2

      ページ: 13-25

  • [雑誌論文] 情報システム有効性の規定因2005

    • 著者名/発表者名
      平本健太
    • 雑誌名

      経済学研究 55・3

      ページ: 19-32

  • [雑誌論文] 小売業態開発のマネジメント-店舗組織と多店舗組織におけるトレードオフ-2005

    • 著者名/発表者名
      坂川裕司
    • 雑誌名

      経済学研究 55・2

      ページ: 27-40

  • [雑誌論文] マンガビジネスの成長要因2005

    • 著者名/発表者名
      岡田美弥子
    • 雑誌名

      赤門マネジメント・レビュー 4・7

      ページ: 337-341

  • [雑誌論文] 経営戦略と組織の相互作用-組織変革の戦略への影響経路-2005

    • 著者名/発表者名
      福島英史
    • 雑誌名

      経済学研究 55・1

      ページ: 35-48

  • [図書] コンテクスト転換のマネジメント-組織ネットワークによる「止揚的融合」と「共進化」に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      寺本義也
    • 総ページ数
      372
    • 出版者
      白桃書房

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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