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2004 年度 実績報告書

アジア・グローバル都市における都市下層社会変容の国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 16330094
研究種目

基盤研究(B)

研究機関宇都宮大学

研究代表者

田巻 松雄  宇都宮大学, 国際学部, 教授 (40179883)

研究分担者 中村 祐司  宇都宮大学, 国際学部, 教授 (50237442)
文 貞実  中部学院大学, 人間福祉学部, 助教授 (20301616)
キーワード都市下層 / グローバル都市 / ホームレス / 外国人労働者 / 台北 / マニラ / ソウル
研究概要

平成16年度は、4年間の研究期間の1年目として、予備的な現地調査を行いながら、(1)先行の都市下層研究の理論的要点についての検討と都市下層研究の課題の摘出、(2)「グローバリゼーション」と「世界都市化」の枠組みの精練化、(3)各都市で都市下層についてどのような概念規定の下でどのような都市下層の実態が明らかにされてきたのかについての状況把握を試みた。現地調査としては、研究分担者および協力者が台北、ソウル、マニラをのべ2〜3回訪問し、台北の萬華、マニラのトンド、ソウルのチョッパン等のドヤ街、違法建築街、スクオッターの都市下層およびホームレスの現状について把握を試みた。ソウルおよび台北ではホームレスは近年の現象であるが、ある意味で極めて手厚い保護政策が行われていることが理解された。両都市におけるホームレスは、男性、高齢者、単身者が多いという点で日本のホームレスと特徴を共有している。また、本調査での都市下層のダイレクトな国際比較を行うためのアンケート調査を展望し、大学関係者、行政関係者およびNGO等の民間研究機関・支援団体との交流・関係作りを進めた。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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