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2005 年度 実績報告書

協同作業空間の複層性に関する社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16330095
研究機関埼玉大学

研究代表者

山崎 敬一  埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)

研究分担者 井田 靖子 (菅 靖子)  津田塾大学, 学芸学部, 助教授 (20312910)
坂本 佳鶴恵  お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (60201521)
山崎 晶子  公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 講師 (00325896)
葛岡 英明  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 助教授 (10241796)
五十嵐 素子  光陵女子短期大学, 国際コミュニケーション学科, 講師 (70413292)
キーワードエスノメソドロジー / 会話分析 / 成員カテゴリー / 相互行為分析 / CSCW / 遠隔協同作業
研究概要

1 遠隔での協同作業の研究の一環として、携帯電話の会話を録音し、会話分析の方法で分析した。特に、「どうして携帯電話のはじめに『もしもーし』と言うのか」「携帯電話において『いまどこにいるの』ってどうして言うのか」「若者はどのように携帯メールを利用しているのか」「緊急時に携帯電話を使って相手にどのように指示しているのか」「携帯電話を使ってきちんと道案内をしているのに,どうして迷うのか」「モバイルコミュニケーションの新しい道具として,どのようなものが考えられるか」という問題について分析した。この研究成果は、2006年4月に『モバイルコミュニケーション-携帯電話の会話分析』(大修館)として出版予定である。
2 遠隔での協同作業の研究の一環として、次世代の机を使った遠隔的協同学習システムの実験を行った。特に、作業場面に対する作業者の志向性が、それぞれの作業空間で異なっている場合の影響、および遠隔の画像通信から来る動画像の時間遅れの協同作業に対する影響を分析した。
3 対面場面の協同作業の研究として、保育園における保育者とこどもの相互行為のフィールドワークを行った。特に、保育者とこどものルール使用の問題を分析した。
4 対面場面の協同作業の研究として、性別カテゴリーと相互行為の問題に着目し、「男」「女」というカテゴリーと相互行為の関係を分析した。特に、性別カテゴリーが、会話の場面でいったん使われると、その後の相互行為に一貫した形で影響を与えることに着目し、分析を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] ジェンダーと会話分析-成員カテゴリー化装置としてのジェンダー2006

    • 著者名/発表者名
      山崎晶子
    • 雑誌名

      語用論研究 第7号(未定)

  • [雑誌論文] 保育実践としての外遊び -保育士の指示と子どもの行動選択に着目して-2006

    • 著者名/発表者名
      五十嵐素子
    • 雑誌名

      CROSS CULTURE(光陵女子短期大学紀要) 23号(未定)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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