研究分担者 |
阿部 實 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (00105032)
井出 裕久 大正大学, 人間学部, 教授 (50223128)
中村 陽一 立教大学, 大学院・21世紀社会デザイン研究科, 教授 (40285185)
濱谷 正晴 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (60017639)
村上 文司 釧路公立大学, 経済学部, 教授 (40210017)
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研究概要 |
本研究の主要な目標は次の3点である。 1 「物語状」質的データ分析の歴史的展開を社会調査史として検討、確定すること 2 「物語状」質的データ分析に有用な数理的・統計的技法を検討し、フォーマライズを進めること 3 4つの調査フィールド(社会福祉,労働,NPO活動,原爆被爆者研究)を通じて,「物語状」質的データ分析の現代での有用性を検討すること 以上、3つの目標につき、3ヶ年研究計画の初年度として、研究組織全員による2度の研究会を通じ、次の成果を得た。 (1)目標1との関係では、村上による近代ドイツ社会調査史研究、後藤による主に80年代以降の質的データ分析の動向の解説をうけ、検討を進めた (2)目標2との関係では、自然言語処理分野の成果の導入、概念クラスタリング(人工知能分野)の初歩的プログラム作成を行なった (3)目標3との関係では、濱谷による被爆者研究,中村によるNPO活動調査に準備進展があった。
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