研究課題/領域番号 |
16330108
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
成田 康昭 立教大学, 社会学部, 教授 (80198390)
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研究分担者 |
浅岡 隆裕 立正大学, 文学部, 専任講師 (10350290)
岡村 圭子 獨協大学, 外国語学部, 専任講師 (70383205)
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キーワード | インターネット / ジャーナリズム / 日韓比較 / ニュースサイト |
研究概要 |
前年度から引き続いて、送り手に対する調査として、以下のジャーナリズム機関に対するヒアリング調査を行った。日本では、共同通信社をはじめ、中国新聞、西日本新聞、神戸新聞、京都新聞、神奈川新聞、日刊スポーツの各社が運営するニュースサイト、韓国では、新聞社はハンギョレ新聞と中央日報、放送局のニュースサイトとして、KBS、MBCである。また、マスメディア媒体を持たない独立系ニュースサイトとして、小樽ジャーナルへの聞き取り調査も併せて実施した。受け手調査としては、7月に日本の閲覧者に対するグループインタビューを、9月に韓国の閲覧者に対するグループインタビューを、ほぼ同一の条件の下に行った。日本に伝えられる韓国のインターネット事情についての情報は、その多くが著名なサイトの紹介であったり、その政治的な影響をもとに韓国社会の変容を語るものであったりという現状から、韓国における閲覧者の情報行動の実態、あるいはインターネットでニュースを得るようになったことに伴ってどのような意識を持っているかといったことについては詳らかではなかった。グループインタビューについては、上記を明らかにするとともに、次年度に実施を予定している量的調査に向けて、有効な仮説を導き出すための調査という位置付けである。また、日本の閲覧者調査については、前年度に実施したパネル調査の知見に基いて、「ニュースサイト閲覧者の情報接触と意識」と題して、10月の日本マス・コミュニケーション学会で発表している。この調査も同様に、次年度の量的調査に向けた準備作業の一環である。これらの調査および学会発表をまとめた報告書については、現在執筆中であり、2006年4月に刊行予定となっている。
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