研究課題/領域番号 |
16330155
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
吉岡 真佐樹 京都府立大学, 福祉社会学部, 教授 (80174895)
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研究分担者 |
八木 英二 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (30071278)
牛渡 淳 仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (30151856)
高野 和子 明治大学, 文学部, 教授 (30287883)
土屋 基規 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (10093519)
岩田 康之 東京学芸大学, 教員養成カリキュラム開発研究センター, 助教授 (40334461)
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キーワード | 教師教育 / 教員養成 / 教師論 / 教職研修 / 教育学部 / 教職課程 / 国際比較 / 教員評価 |
研究概要 |
本年度の研究実施計画に基づき、3回にわたる研究会議の開催(7月1日:京都、9月24日:山梨、10月28日:京都)、追加現地調査(ドイツ、フランスおよび国内)、学会発表(第16会日本教師教育学会、9月23日、山梨大学)および研究成果のまとめ冊子の作成など、ほぼ予定通りの研究活動を行った。 1.学会発表は、「課題研究I:国際比較研究・教師教育の質的向上策とその評価」という企画として行われた。発表テーマは、「国際機関における教師教育向上策をめぐる議論の動向」(八木)、「欧米における教師教育向上策の動向と特徴」(吉岡)、「アジアにおける教師教育向上策の動向と特徴」(岩田)、「日本における教師教育向上策の動向と特徴」(土屋)であり、それぞれ本研究のまとめに向けての考察と位置づけられるものであった。 2.この発表にあわせて、資料集『各国における教員の資質向上策一覧』および『欧米における教師教育の基準』を作成した。前者は、教員の身分、資格要件、採用手続き、研修制度、近年における資質向上策のポイント、などを国別に比較対照したものであり、さらに最後に「教師教育と教職のキャリア」を図示したものをつけた。後者は、米、英、仏、独における、政府あるいは職能団体による教師教育に関する代表的基準を訳出したものである。この二つの資料集は、本研究の貴重な成果であると言うことができる。 3.フランス、ドイツへの追加調査では、EC統合の過程のなかで大きく変わりつつある大学制度および教師教育制度に関する、最新の資料を収集することができた。 4.本研究のまとめ冊子(現在作成中)では、教師教育の質的向上策の特徴を国ごとに整理分析するとともに、欧米、アジアおよび日本について総合的な比較検討を試みている。
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