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2004 年度 実績報告書

学級規模が授業と学校生活に与える影響に関する比較社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16330165
研究種目

基盤研究(B)

研究機関広島大学

研究代表者

山崎 博敏  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10127730)

研究分担者 田中 春彦  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90033638)
高旗 浩志  島根大学, 教育学部, 助教授 (20284135)
須田 康之  北海道教育大学, 旭川校, 助教授 (90216474)
西本 裕輝  琉球大学, 大学教育センター, 助教授 (20301393)
キーワード学級規模 / 学校規模 / 少人数学習 / 学級編成 / 教職員配置
研究概要

本年度は、次のような研究をおこなった。
まず第1に、戦後における学級・学校規模の時系列的分析を行った。戦後約50年間における全国の国公私立の小・中学校の学級規模の分布を都道府県別に分析した。また2003年度現在の日本の小中学校すべて約3万5千校の学校と学級の規模の分布表を作成した。その内容は、2007年夏に日本教育社会学会で発表するとともに、広島大学大学院教育学研究科紀要に執筆する。
第2に、学級規模に関する欧米における代表的な文献を入手し、特にアメリカのstarプロジェクトに関する研究の方法について把握した。また小学校および中学校の少人数教育の授業を参観した。
第3に、学級規模の教育的効果に関する2種類の質問紙調査票を作成し、全国調査を行った。
全国校長調査:学級編成、教員の配置、授業分担状況、少人数学習・TTの実施状況などにする質問など。
全国教師調査:学習指導、児童生徒の学校・家庭での生活状況、少人数学習・TTの実施状況に関する質問など。
全国の小・中学校約3万4千校から約10校に1校の割合、国立は1/1、私立は小1/2、中1/5の割合でランダムに抽出し、総計3804校の標本を得た。3804校の校長に校長調査票を送付し、併せて同封した6部の教員調査票の配布と回収、並びに返送を依頼した(平成16年11月末)。平成17年2月までに約1300校からの回答があり、校長調査票は1224件、教員調査票は6403件の有効回収があった。平成17年3月、回収票の入力を発注した。
なお、これらのデータの分析と発表は、2年目に行い、平成17年夏には概要が明らかになる予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 小学校における少人数学習:犬山市立東小学校における同質集団編成のグループ学習2005

    • 著者名/発表者名
      山崎博敏
    • 雑誌名

      広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書

      ページ: 149-173

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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