研究課題
DDSの効率化を図るためにナノゲル作成の条件として、化学的架橋方法や粉砕方法を検討した。凍結乾燥した後に真空凍結乾燥して水分を完全に除去した綿状の乾燥物をボールミルで粉砕することによりナノサイズのゲル粒子を作成することに成功した。水分を完全に除去することが極めて大切であり、残存水分があると粒子径が大きくなり、ナノサイズの粒子が得られないことが判明した。さらに、dectin-1を介して特異的に抗原提示細胞に核酸医薬が送達され、MIFの過剰発現を抑えることをインビトロレベルで証明するために、dectin-1を強制発現している細胞(RAWとHEK)を入手して、核酸医薬の特異的な取り込みが起きるかを調べた。FITCを修飾したSPGやDNAの取り込みを、FACSを用いて検討した。Anti-dectin-1抗体で取り込みが抑制されたことから、根幹となるアイデアの正当性が証明された。
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