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2004 年度 実績報告書

超高感度赤外域レーザ画像計測技術と応用開発

研究課題

研究課題/領域番号 16360201
研究種目

基盤研究(B)

研究機関福井大学

研究代表者

小林 喬郎  福井大学, 工学研究科, 教授 (90006247)

研究分担者 川戸 栄  福井大学, 工学研究科, 助教授 (60313730)
由井 四海  福井大学, ベンチャービジネスラボラトリー, 博士研究員
キーワード画像計測 / 赤外域レーザー / 和周波変換 / 光パラメトリック発振器 / Ybレーザー励起 / 漏洩メタンガス / 濃度分布計測
研究概要

本研究は半導体レーザー励起による小型の赤外域波長可変固体レーザーからのコヒーレント光を物体に照射し、その後方散乱光を和周波変換器(SFG)により可視域に高効率で波長変換して光検出し、また、反射鏡により光ビームをスキャンすることにより光路中の大気汚染ガスや漏洩ガスの密度分布を画像計測する装置を設計試作することを目的としている。本年度は次の計画を推進した。
(1)赤外域波長可変OPO光源の開発
赤外域で波長可変光を発生させる光源として、QスイッチNd:YAGパルスレーザー励起のPPMgLN結晶でのOPO光源を試作した。
(2)和周波変換器(SFG)の開発
上記の励起用Qスイッチパルスレーザー(波長1.06μm)を利用し、赤外光を可視光に変換するPPMgLN結晶を用いた和周波変換器を試作した。
(3)SFGの基本動作の確認
SFGの基本動作特性として、波長3.39μm付近の赤外光を波長810nmに変換する実験を行い、励起光強度1x10^5W/cm^2で変換効率1x10^<-2>が得られた。この結果は理論値の約1桁下である。しかしながら、検出感度の高い光電子増倍管を用いることにより、赤外光の検出感度を10^3〜10^5高く検出できることが示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] パラメトリック周波数変換による赤外光の高感度検出法2005

    • 著者名/発表者名
      稲葉寛憲, 廣田智史, 由井四海, 小林喬郎
    • 雑誌名

      レーザー学会学術講演会第25回年次大会講演予稿集 21a V6

      ページ: 159

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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