研究課題/領域番号 |
16380064
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
浅野 泰久 富山県立大学, 工学部, 教授 (00222589)
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研究分担者 |
加藤 康夫 富山県立大学, 工学部, 助教授 (20254237)
米田 英伸 富山県立大学, 工学部, 講師 (50285160)
大宮 徹 (財)花と緑の銀行, 中央植物園部, 主任研究員 (80393106)
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キーワード | ヒドロオキシニトリラーゼ / Manihot esculanta / Baliospermum montanum / Passiflora edulis |
研究概要 |
(1)植物アルドキシム-ニトリル経路の探索と利用: (1)既知のゴム(Hevea brasilliensis)およびキャッサバ(Manihot esculanta)の(S)-ヒドロキシニトリラーゼ遺伝子を合成、発現させた。温度の効果などの培養条件、誘導剤の添加効果、タイミングと発現の相関を明らかにした。 (2)植物のアルドキシム-ニトリル経路に関与する遺伝子をクローニングする。Baliospermum montanumについてcDNAを合成し、精製酵素のN末端から得られる情報からDNAオリゴマーを合成、標識、ハイブリダイゼーションにより遺伝子をクローニングした。大腸菌における酵素活性の発現について検討した。 (3)Eriobotrya japonica(びわ)、Baliospermum montanum, Prunus mume(梅)の種子、葉などから得られるヒドロキシニトリラーゼ類の基質特異性を調べ、アルデヒドやケトンとシアンからの医農薬の原料である光学活性なシアノヒドリンの合成条件を明らかにした。 (2)微生物アルドキシム-ニトリル経路の探索と利用: (1)微生物のアルドキシム・デヒドラターゼ遺伝子がニトリル代謝遺伝子とリンクしている事を明らかにし、微生物におけるアルドキシム-ニトリル経路の普遍性について検討した。PCR反応を用いてアルドキシム-ニトリル経路を有することを調べるためにアルドキシム・デヒドラターゼをマーカー酵素として用いることを検討した。アルドキシム・デヒドラターゼ遺伝子の多様性を明らかにした。
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