研究課題/領域番号 |
16390298
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
鈴木 康之 岐阜大学, 医学部, 教授 (00163014)
|
研究分担者 |
加藤 智美 岐阜大学, 医学部, 助手 (90345778)
近藤 直実 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 教授 (50124714)
高橋 優三 岐阜大学, 医学部, 教授 (80094580)
丹羽 雅之 岐阜大学, 医学部, 助教授 (40156146)
藤崎 和彦 岐阜大学, 医学部, 助教授 (60221545)
|
キーワード | インターネット / テュートリアル教育 / 小児科学 / 症例データベース / 国際協力 |
研究概要 |
インターネット・テュトーリアルのサーバーシステムの構築:学習者とテューターがホームページにアクセスし、参加登録を行い、管理者は学生とテューターのグループ分けを迅速に行うことができるシステムを開発した。学生はサーバー上の教材を見て、学習すべき課題、疑問点をグループ内で討議し、自己学習を開始し、発言はサーバーの掲示板に表示され、データベースとして保管管理される。発言があるとメールでグループメンバー全員に通知され、表示されたURLをクリックするだけで、その発言にアクセスできる。学習者ごとの発言や、学習テーマ毎の発言を見て評価することもできるように設計した。 症例データベースの構築:萌芽研究(平成14〜15年度)において、UNIXサーバーを用い、教材となる症例データの入力・検索・加工を可能にするソフトウェアのプロトタイプを開発した。試験的に十数例の小児科症例を入力した。本研究では、このプロトタイプを改良し、教員がホームページから症例を入力・訂正することが可能で、学習者は症例の病歴、検査所見などから鑑別診断、検査治療方針、その他のマネジメント事項を入力することができるシステムを構築した。教員は学習者の入力記載事項を見てフィードバックや評価に利用できるようにした。 インターネット・テュトーリアルの試験運用:様々な形態でインターネット・テュトーリアルの試行を行い、プログラムの開発・改良に役立てた。岐阜大学医学部、国内各大学。また海外の学生・教員と共同して、種々のコースを設定し、試験運用を行い、システムの改良を図った。
|