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2006 年度 実績報告書

トランスジェニックマウスを用いた生体防御関連分子の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 16390369
研究機関東北大学

研究代表者

福島 浩平  東北大学, 病院, 講師 (20271900)

研究分担者 佐々木 巌  東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60125557)
舟山 裕士  東北大学, 大学院医学系研究科, 助教授 (50192315)
高橋 賢一  東北大学, 大学院医学系研究科, 助手 (80359520)
小川 仁  東北大学, 病院・助手 (00312570)
キーワード生体防御 / 遺伝子導入 / トランスジェニックマウス / 炎症性腸疾患
研究概要

1、ヒトRELM-β Transgenic miceの作製と導入遺伝子の発現
現在、F4世代が誕生しさらにF5世代の交配がようやく可能となった。しかし、問題点として当初2系統あったものが1系統になってしまい、改めて胚細胞への遺伝子注入を行わざるをえなかった。樹立しえた1系統のマウスを犠牲死せしめ各臓器を摘出、mRNA発現の発現をRT-PCR、により検討すると、ubiquitasに発現するプロモーターを用いたことと一致して各種臓器にその発現を認めた。
2、Staphylococcus aureus感染実験における生存率の改善とその機序
Staphylococcus aureus感染モデルには、腹腔内投与による敗血症モデル、肺炎モデルなどが知られるが、コントロールマウスを用いてE.coliおよびS.aureusの至適投与菌量を決定した。前述のごとく系統樹立に時間を要したためTransgenic miceに対する投与実験はできなかった。
3、ヒトHIP/PAP Transgenic miceの作製
535個のinjectionにより137匹の出産を見た。尾からgenomic DNAを抽出しPCRによりTransgeneの有無を確認すると、8匹にTransgeneが確認された。
4、リコンビナントHlP?PAPの大量精製
Signal sequenceを取り除きN末端にHis Tagをつけたバックミッドからバキュロウィルスを作成し、Sf9細胞にTransfectionした。当初、十分なタイターを有するウィルスが得られなかったが、条件変更により改善した。大量精製の条件を検討し、Sf9細胞の大量培養を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] Genetic disorders are complex in inflammatory bowel disease.2006

    • 著者名/発表者名
      Fukushima K.
    • 雑誌名

      J Gastroenterol. 41・4

      ページ: 393-394

  • [雑誌論文] Infiltration of CD19(+) plasma cells with frequent labeling of Ki-67 in corticosteroid-resistant active ulcerative colitis.2006

    • 著者名/発表者名
      Jinno Y, Ohtani H, Fukushima K
    • 雑誌名

      Virchows Arch. 448・4

      ページ: 412-421

  • [図書] 大腸疾患 NOW Pouchitiの診断と治療2006

    • 著者名/発表者名
      福島浩平, 舟山裕士, 佐々木巌
    • 総ページ数
      227
    • 出版者
      日本メディカルセンター
  • [図書] 消化器疾患の診断基準、病系分類、重症度の用い方 Pouchitisの診断と分類2006

    • 著者名/発表者名
      福島浩平, 舟山裕士, 佐々木巌
    • 総ページ数
      369
    • 出版者
      日本メディカルセンター

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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