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2006 年度 実績報告書

指尖脈波の複雑系カオス解析による看護情報への活用

研究課題

研究課題/領域番号 16390624
研究機関筑波大学

研究代表者

川口 孝泰  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (40214613)

研究分担者 櫻井 利江  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 講師 (80254473)
浅野 美礼  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 講師 (00273417)
東 ますみ  兵庫県立大学, 大学院応用情報科学研究科, 助教授 (50310743)
西川 浩昭  日本赤十字豊田看護大学, 教授 (30208160)
キーワード指尖容積脈波 / 複雑系カオス / 健康管理 / 看護情報 / フリーラジカル / 遠隔看護
研究概要

<研究実績の概要>
平成18年度は、日内変動との関連について、前年度までに行った基礎データを基に、フリーラジカル・活性酸素の測定装置(FRAS4;ウイスマー研究所)を用いて、日常生活における指尖脈波のカオス解析から得られたリアプノフ指数やフラクタル次元、エントロピーなどの解析結果と、フリーラジカルの分析から得られた免疫機能との関連について検討した。これらのデータ解析をとおして、日々の健康管理や病態の観察が可能かどうかについて検討し、その実用化に向けた考察を行った。
研究実施の具体的な検討内容は以下の通りである。
(1)遠隔看護への活用と看護情報としての効果性
遠隔地から看護情報を得る手段として、このような複雑形カオスに基づいた解析情報が、使用者側や医療者側にどのような効果性をもたらすかについて評価を行った。また、分かりやすくかつ、使いやすい簡易測定装置のデザインに対する提案も行った。
(2)看護観察度の高い患者に対する看護情報としての効果性
医療施設においては、生体情報の観察は日常的に行われている。そこで観察のためにとられている非線形時系列情報も含めて、今回開発した指尖脈波の複雑形カオス解析結果が、臨床上でどのような活用方法が可能かについて検討を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 遠隔看護におけるバイタル情報としての指尖容積脈波の有用性2007

    • 著者名/発表者名
      東ますみ, 川口孝泰他
    • 雑誌名

      第26回日本医療情報学会学術講演抄録集 臨時増刊

  • [雑誌論文] 人工股関節全置換術後患者の環境移行をサポートする遠隔看護支援プログラムの提案2007

    • 著者名/発表者名
      佐藤政枝, 川口孝泰 他
    • 雑誌名

      第26回日本医療情報学連合大会学術講演抄録集 臨時増刊

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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