研究課題/領域番号 |
16390627
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 東京都立保健科学大学 |
研究代表者 |
志自岐 康子 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 教授 (60259140)
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研究分担者 |
川村 佐和子 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 教授 (30186142)
杉本 正子 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 教授 (80226464)
勝野 とわ子 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 教授 (60322351)
習田 明裕 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 講師 (60315760)
中村 裕美 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 助手 (60381464)
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キーワード | 臓器移植 / 生体部分肝移植 / 看護職 / 移植コーディネーター / ドナー / レシピエント / QOL / 家族 |
研究概要 |
今年度は、日本における看護職移植コーディネーターの活動の実態を明らかにすることを目的とし、次の3つのことを行った。1)文献検討:「臓器移植」と「看護」をキーワードとして検索された過去10年の国内文献138件と過去3年の海外文献67件を対象とし、看護援助及び看護の役割に関する文献66件について検討した結果、生体移植については、腎・肝臓ともドナー・レシピエントを対象とした論文が散見されたが、それらは事例検討であり、質的に十分検討されたものは少数であった。レシピエントやその家族(ドナーを含む)が抱える問題、及びそれらに対する看護職の取り組みについて体系的に調査した研究はきわめて少なかった。2)研究計画書の見直し及びインタビューガイドの作成:文献検討及び本研究者らが行った調査(平成13年〜15年度)をもとに、研究計画書を作成した。研究対象は、移植コーディネーターを含む移植チームメンバー及び看護管理者とし、半構成的質問による個人面接法にてデータを収集する。データは、内容分析によって、メンバー各自の役割(ドナーやレシピエントへのケアなど)、移植コーディネーターと他のメンバーとの連携のもち方、移植コーディネーターへの要望や期待すること、困難や課題、医療費や経済に関する問題についてコード化し、カテゴリーを抽出する。研究対象へのインタビューガイドを作成し、計画書と共に都立保健科学大学研究倫理審査委員会へ申請し承認を得た。3)調査の実施:代表的な移植医療機関であるA大学病院にて、移植コーディネーター、看護部長、移植医、精神科医、医事職員(医療費担当)、薬剤師、各1名に対し面接を行い、許可を得て録音した。データは逐語化し、現在、分析している段階である。面接内容及び方法の信頼性・妥当性を検討し、17年度も継続して、3〜4カ所の医療機関で引き続き調査を行う予定である。
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