研究課題/領域番号 |
16390638
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
島田 三惠子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (40262802)
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研究分担者 |
鮫島 道和 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (80135251)
新田 紀枝 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (20281579)
白井 文恵 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (50283776)
大橋 一友 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30203897)
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キーワード | 生活リズム / Circadian rhythm / メラトニン / 妊婦 / 褥婦 / 乳児 |
研究概要 |
本年度は、対象とする母親から研究協力を得る具体的な研究運営について調査協力病院の関係者等と相談しながら、実際のデータ収集を開始した。18年度末現在もデータ収集中である。 研究協力の承諾を得た1病院と、協力対象を得るための具体的な「場の設定」や依頼方法についての打ち合わせを行った。同院における母親学級で対象妊婦を募集するために、本学の研究協力者等が毎月2回の母親学級において研究の概略に関するプレゼンテーションを当該研究費で昨年度購入したプロジェクターで行い、妊婦の生活リズムと児の脳と体の発達のリーフレットを全員に配布し、研究協力者の募集を行っている。その中で具体的な研究内容について説明を聞いてみたい意思表示をした妊婦に、その妊婦の次回の妊婦健診日に研究協力者または分担研究者が行って説明し、研究協力に同意書の得られた妊婦に対して実際の睡眠表記録、睡眠活動リズムを測定するアクティグラフ(行動計)、メラトニン測定する唾液採取の物品を宅急便などで送付し、データ収集に研究協力してもらっている。 また、母親学級だけでは目標人数に達しないことが予測されるため、調査協力病院の研究協力者(看護部長、産科外来の助産師)と相談して、妊娠32週の妊婦のカルテに妊婦の生活リズムと児の脳と体の発達に関するリーフレットを挿入して配布し、産科外来でも研究内容について説明希望のメモを置いて、研究参加の妊婦を募集している。その場合にも、その妊婦の次回の妊婦健診日に本学の研究協力者が行って説明を行っている。現在の所、母親学級でのリクルートと同数程度の希望者が研究協力を申し出ている。 研究参加に同意を得た対象の妊婦さんに、継続的に妊娠10か月前後、産後1か月の母子、および生後4か月の母子の合計3回の時点で、睡眠表記録、アクティグラフ(行動計)、および唾液採取のデータ収集を行った。
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