研究課題/領域番号 |
16390644
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 高知女子大学 |
研究代表者 |
野嶋 佐由美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (00172792)
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研究分担者 |
中野 綾美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (90172361)
長戸 和子 高知女子大学, 看護学部, 助教授 (30210107)
池添 志乃 高知女子大学, 看護学部, 講師 (20347652)
川上 理子 高知女子大学, 看護学部, 講師 (60305810)
瓜生 浩子 高知女子大学, 看護学部, 助手 (00364133)
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キーワード | 看護 / 看護介入 / ケアガイドライン / 難病介護 |
研究概要 |
難病患者及びその家族に関する文献を批判的な視点から分析し、本研究者らは、難病をひつとの状態像として捉え、難病状態として概念化し、難病状態にある患者とその家族に対する看護師園のあり方を検討した。これらの文献研究に基づいて、「難病状態にある患者と共に生きる家族を支援する看護」について一つの思案を構築し、雑誌「家族看護」に発表した。 また、高知県のALS患者は約50人で、このうち人工呼吸器を装着して在宅で療養を続けている方も5〜6人あり、このような患者に関わる際に必要なALS疾患管理や専門的呼吸管理等の看護技術を提供するために、看護ケアガイドラインが必要である。その第一歩として、看護者を対象とする研修プログラムを立案し、実施した。すなわち、(1)ALS患者の在宅療養支援に対する理解促進を目的に知識を伝達する講義形式の講習と、(2)看護技術の向上を目指した演習を中心とした講習を組み合わせた1日のプログラムを作成し、実施し、その後、フォカスグループで、17名(病棟看護師8名、保健師5名、訪問看護師3名、ケアマネジャー1名)で検討を行った。 非常に役立つ内容であり、支援方法であるとの結果を得たので、この研修プログラムをもとにケアガイドラインを作成いけるであろうとの結論に達した。
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