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2006 年度 実績報告書

地域貢献に直結した大学の基盤及び体制づくりの方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16390652
研究機関岐阜県立看護大学

研究代表者

平山 朝子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 学長 (20110356)

研究分担者 北山 三津子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授・学部長 (70161502)
小野 幸子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (70204237)
会田 敬志  岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (50326104)
岩村 龍子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (00326109)
大川 眞智子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (10253923)
キーワード地域貢献 / 地域連携 / 生涯学習支援 / 看護学実習 / 共同研究
研究概要

看護学の大学の教育・研究活動における地域貢献の在り様を描き、地域貢献に直結した大学の活動の基盤及び体制づくりの具体的な方式を追求した。
1 看護学実習における実践の場への影響調査
本学及び教育実績を持つ同系他大学の実習施設につき、教員及び施設側看護職者を対象に面接調査を実施し、大学が外部から当該施設にかかわること、学生が純粋な姿勢で看護本来のあり方を求めることが及ぼすプラスの効果の特徴や課題が明確化でき、看護実践向上への大学の貢献の特質を考察した。
2 研究活動等が築いた看護実践の場との関係の分析
本学教員が取り組んだ共同研究につき、面接調査や自己点検評価の内容を分析した結果、プラスの影響としては、看護実践の改善、授業等で実践紹介等が挙げられた。また、現地看護職者向けの研修は、共同研究と同様に、プラスの影響が確認でき、引き続き働きかけることの必要性が示唆された。
3 現地看護職の生涯学習支援ニーズ調査
岐阜県内の看護職12,501名を対象に、自記式質問紙郵送調査を行ない、7,952名の回答を得た。その結果、看護学専門図書館活用への期待が大であり、共同研究や研究支援事業については、一層強力なPRの必要性が示唆された。
4 地域貢献に直結する大学内の体制づくりとそのモデル方式の開発
外部施設との連携強化手法として、ビデオ会議システム活用を大学院生指導等に試行し、遠隔地ばかりではなく、近距離でも、現地施設の実践の研究指導をする場合には関係者を広く参加させる等の理由から、本システムの有効性が確認された。また、地域連携サーバを開発した看護職者研修の試行では、フォーラムを利用した議論などの利用実績も確認した。
5 国内外の大学の地域貢献のための組織と活動の現状調査
国内及び豪州の公立大学での看護学分野の地域貢献の現状・課題を調べ、地域との連携を促進するための有効な看護学固有の地域貢献のありようについて考察した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 看護実践者・教員双方の自己点検評価による共同研究事業の課題2007

    • 著者名/発表者名
      岩村 龍子
    • 雑誌名

      岐阜県立看護大学紀要 7・2

      ページ: 89-96

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 看護学実習および地域連携におけるビデオ会議システムの構築と評価2006

    • 著者名/発表者名
      小澤 和弘
    • 雑誌名

      第26回医療情報学連合大会

      ページ: 422-423

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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