研究課題/領域番号 |
16401033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 桜花学園大学 |
研究代表者 |
成田 弘成 桜花学園大学, 人文学部, 助教授 (40189212)
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研究分担者 |
ブストス ナザリオ 桜花学園大学, 人文学部, 教授 (80340371)
富田 りか 東邦大学, 医学部, 助手 (90349895)
城川 美佳 東邦大学, 医学部, 助手 (10177785)
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キーワード | HIV / AIDS / 開発と文化 / ジェンダー / 教育と心理 / 医療人類学 |
研究概要 |
研究代表者及び分担者の4人は、平成16年度において、それぞれの担当するフィールドを調査し、発展途上国における感染症対策の問題を、特にHIV/AIDSを中心とした性感染症に焦点を置き、医学的治療以外の教育・心理・文化的アプローチの必要性を認識しつつ、明確化しようと試みた。成田弘成は、南太平洋のサモア(平成16年7月29日から8月30日)およびパプアニューギニア(平成17年3月16日から3月29日)を、ブストス・ナザリオは中南米のメキシコ(平成16年7月15日から8月20日)を、富田りかはアフリカのタンザニア(平成16年7月27日から9月10日)およびカンボディア(平成16年12月26日から平成17年1月3日)を、城川美佳は東南アジアのカンボディア(平成16年8月1日から8月14日、平成16年12月26日から平成17年1月3日)とタイ(平成17年2月10日から2月15日)を、現地調査した。これらの調査は、基本的には、当該国における保健医療システム及びHIV/AIDSの流行状況とその対策の問題点を明確にするものであったが、同時に外部のグローバルな開発アクターを意識しながら開発援助の在り方をローカルなレベルで問いかける次年度以降のコミュニティ調査の準備も兼ねるものであった。平成16年度の成果として、国際開発学会「開発と文化」研究部会において(平成17年1月15日)、「開発と医療:最近のエイズ事情から」と題して、SHARE(医療NGO)の西山美希氏の参加を得て、成田弘成及び富田りかが、HIV/AIDSの調査報告を行い、感染症対策の必要性と今後の開発援助の在り方を示唆した。報告書として「HIV/AIDSから見た開発と医療」(桜花学園研究紀要)を論文発表した。
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