研究課題
基盤研究(B)
平成17年と18年の8月から9月に、400人の高齢女性(65歳から79歳まで)に調査票を用いた個別面接調査を実施した。日本円に対してオーストラリア・ドルが高くなったり、消費税の導入やガソリン代が急騰したりしたので、面接調査の経費が当初の予想をはるかに超えるほどかかってしまった。平成17年度と18年度の科学研究費補助金のほとんどを面接調査の実施にあてざるをえなかったので、調査終了後すぐにアルバイトを雇用してデータをコンピューターに入力する作業ができなかった。平成19年度に学生を雇用して、データをコーディング・シートに転記する作業をしてもらい、業者に依頼してコンピューターに入力してもらった。ところが、平成20年の4月から岡山大学教育学部の校舎改修が始まり、個人の研究室を利用できなくなった。広いスペースがなくなってしまったので、入力されたデータをもとの調査票と照らし合わせて点検する作業ができなくなってしまった。この中断のために、そのデータを分析して、論文を執筆できていない。平成21年4月に校舎改修が完了し、個人の研究室が利用できるようになったので、平成21年8月にデータの点検作業をおこない、データの分析と論文の執筆を速やかにおこないたい。個別面接調査をおこなった400人の高齢女性のうちの15人へ日常生活とライフヒストリーについての聞き取り調査をおこない、会話をテープに録音した。日本でそのテープ起こしをおこなった。野邊は平成19年8月にメルボルンに行き、意味が不明な点や矛盾する点を高齢女性に問いただした。平成20年に聞き取り調査の結果を分析して論文を執筆し、岡山大学教育学研究科の紀要に発表した。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 1件)
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