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2004 年度 実績報告書

アジアにおける少子高齢化の動向と婚姻・出生に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 16402032
研究種目

基盤研究(B)

研究機関早稲田大学

研究代表者

店田 廣文  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)

研究分担者 村田 久  早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (80350445)
高橋 陽子  早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (60386654)
キーワード少子高齢化 / 結婚 / 出生 / 東南アジア / 東アジア / 地域間比較研究
研究概要

本研究では、対象3カ国(日本、マレーシア、ベトナム)の少子高齢化と婚姻・出生に関する社会統計データ及び実施予定の現地調査データを用いて、若者の婚姻・出生の意識と実態を把握するとともに、若者の婚姻・出生にいたる実態と意識の規定要因を明らかにし、婚姻・出生の因果モデルを構築することを目的としている。
平成16年度はマレーシアのマラヤ大学、ベトナムのベトナム大学ハノイ校、日本の早稲田大学の学生を対象に、サンプル数は統計的有意性を考慮して各国とも300程度とし、質問用紙による大量観察調査を実施した。調査項目の設計は、日本で厚生労働省により継続的に行われている出生動向基本調査、我々の高齢化研究に用いたリビング・アレンジメント(居住形態)調査、店田廣文研究室で過去6年間実施してきたマレーシア調査等の質問項目を参考に設計した。これらの項目群を援用することにより、日本における継続的変化との比較分析も可能になる。調査実施の日程として、マレーシアは平成16年9月上旬、日本は平成16年11月下旬、ベトナムは予備調査を10月下旬に行ったうえで11月下旬に本調査を実施した。今年度末にむけて、上記三カ国調査の結果概要をまとめる予定である。平成17年度は、これら三ヶ国において、上記調査の経験をふまえて、18歳から49歳の女性を対象に、婚姻・出生に関する実態と意識、およびこれらに影響する要因と考えられる家族のあり方についても調査する。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ニューラルネットワークによる統計分析-ニューラルネットワークによる情報圧縮〜Dual Scalingとの比較〜2005

    • 著者名/発表者名
      村田 久
    • 雑誌名

      ESTRELA 131

      ページ: 78-83

  • [雑誌論文] ニューラルネットワークによる人工推計2005

    • 著者名/発表者名
      村田 久
    • 雑誌名

      アジアの少子高齢化と社会・経済発展(店田廣文編著)(早稲田大学出版部)

      ページ: 221-232

  • [雑誌論文] アラブ・イスラーム社会における女と男2004

    • 著者名/発表者名
      店田 廣文
    • 雑誌名

      女と男の人間科学(コロナ社)

      ページ: 140-152

  • [雑誌論文] シニア層生活満足感の経時変化分析-パネルデータによる加齢効果の分析-2004

    • 著者名/発表者名
      村田久, 宮内康二
    • 雑誌名

      ニッセイ基礎研所報 30

      ページ: 101-114

  • [雑誌論文] ニューラルネットワークによる統計分析-ニューラルネットワークによる統計分析の意義-2004

    • 著者名/発表者名
      村田 久
    • 雑誌名

      ESTRELA 128

      ページ: 66-70

  • [雑誌論文] カタールが進める「民主化」2004

    • 著者名/発表者名
      高橋 陽子
    • 雑誌名

      季刊アラブ 108号

      ページ: 12-15

  • [図書] アジアの少子高齢化と社会・経済発展2005

    • 著者名/発表者名
      店田 廣文(編著)
    • 総ページ数
      302
    • 出版者
      早稲田大学出版部

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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