研究課題/領域番号 |
16402041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
丹羽 孝 名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (10113325)
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研究分担者 |
宍戸 健夫 同朋大学, 社会福祉学部, 教授 (20086135)
勅使 千鶴 日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (20086010)
金田 利子 白梅学園短期大学, 教授 (60086006)
一見 真理子 国立教育政策研究所, 総括研究官 (20249907)
平岩 定法 中京女子大学, 人文学部, 教授 (50085289)
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キーワード | 次世代育成 / 東アジア / 幼児教育研究 / 高齢化未来社会委員会 / 幼児教育のアイデンテテイ / 親子園 / 全託 / プロジェクト活動 |
研究概要 |
1.本年度は私たちの研究対象領域である「東アジア」地域を、中国、韓国、香港、および中華民国と限定し、この4つの地域(国)を、次世代育成支援政策との関連で、実地調査研究を行った。 2.中国に関しては南京市および上海市を中心に訪問調査を行った。調査従事者は一見真理子(団長)、宍戸健夫、金田利子および研究補助者として劉連欄が同行した。中国の全託保育、親子園について大きな収穫があった。 3.香港、台湾地区については有賀克明、山田美香、水野恵子および補助者として劉郷英(同志社大学講師)が調査を行った。研究ネットワークの構築も含め、この地区の幼児教育の発展課題が明らかにされた。 4.韓国地区についてはソウル、仁川および大邱を中心に調査を行った。又、こんかい教育人的資源部、女性部を訪問して担当官のヒヤリングを行ったことは大きな収穫だった。併せて、大統領直属「高齢化および未来社会委員会」委員長にお会いし、韓国の子育て支援問題に深層に触れることができた。 5.本研究の一環として、5月4日には仁川広域市主催国際フォーラムで丹羽が「日本における子育て支援の現状と課題」を、勅使が『名古屋市における子育て支援』について報告した。両者とも招待講演であった。 6.10月には韓国幼児教育学会秋季学術大会に丹羽が招待され、「日本における幼時教育研究の現況および次世代育成支援」について報告した。
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