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2006 年度 実績報告書

タイ北部を中心とした学校における環境教育の実態調査と体験型環境学習の導入・実践

研究課題

研究課題/領域番号 16402043
研究機関滋賀大学

研究代表者

川嶋 宗継  滋賀大学, 教育学部, 教授 (90093161)

研究分担者 堀越 昌子  滋賀大学, 教育学部, 教授 (30024970)
遠藤 修一  滋賀大学, 教育学部, 教授 (30111884)
秋山 元秀  滋賀大学, 教育学部, 教授 (00027559)
キーワード環境教育 / タイ北部 / ピン川 / ガイドブック / 体験学習 / 河川調査 / パイロット校
研究概要

2006年5月に、本研究の実践活動の場である9校のパイロット校の教員に集まってもらい、2004、2005年度の2年間の環境教育の実践活動の報告会を開催し、学校で環境教育を進める上での促進要因と阻害要因について議論した。その中で予算上の課題は大きいが、各校における教員の工夫、地域の実情にあった方法の開発の重要性が理解できた。そして、今年度の活動計画を作ったが、作成中のガイドブックを試行的に活用し、ガイドブックのバージョンアップを大きな目標に設定した。10月には、研究協力者であるチェンマイ大学理学部のChitchol Phalaraksh講師を招聘し、各パイロット校における活動状況の報告を受けるとともに、ガイドブックについて最終検討を行った。12月には、パイロット校を訪問し、子ども達による河川調査の実態を視察した。これまでに検討してきたプログラムが十分に活かされ、作成しているガイドブックが大変有効であることを確かめた。2007年2月に、研究代表が再度、タイ北部・チェンマイを訪問し、現地の研究協力者と3年間の研究を総括するとともに最終報告書作成のための会合を持った。本研究を通して、ガイドブックが作成できたことと、これまでほとんどおこなわれてこなかった体験学習をべ一スにした環塊学習を導入できたことは大きな成果である。今後とも、タイおよび周辺の東南アジアに体験型環境学習を導入し、環境教育の進展に有効な方法論を研究する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 水環境問題と環境教育2007

    • 著者名/発表者名
      川嶋宗継
    • 雑誌名

      公開シンポジウム1 : 「水環境教育の現状と課題-陸水学会の役割-」,陸水学雑誌 68

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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