研究課題/領域番号 |
16403006
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
高橋 修平 北見工業大学, 工学部, 教授 (50125390)
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研究分担者 |
榎本 浩之 北見工業大学, 工学部, 教授 (00213562)
亀田 貴雄 北見工業大学, 工学部, 助教授 (00233974)
福田 明 静岡大学, 工学部, 教授 (10022237)
白澤 邦男 北海道大学, 低温科学研究所, 助教授 (50196622)
白岩 孝行 北海道大学, 低温科学研究所, 助教授 (90235739)
杉浦 幸之助 海洋研究開発機構, 研究員 (80344307)
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キーワード | IPY(国際極年) / 氷河 / 東シベリア / スンタル・ハイアタ / オイミヤコン / 寒極 |
研究概要 |
1.2005年野外観測 2005年9月にロシア連邦サハ共和国スンタル・ハイアタ地域において次の観測を行った。この観測はIPY(国際極年)の氷河分布観測の一環として行っている。 (1)オイミヤコン地域 2005年9月に、前年に設置したオイミヤコン村の気象観測装置(気温、風向、風速、日射、積雪深カメラ)を回収した。またオイミヤコン村〜トムトル間の気温記録装置を回収した。この地域の年間最低気温は-59.2℃を記録した。 (2)オイミヤコン地域 スンタル・ハヤータ山脈のNo.31氷河末端付近に設置した気象観測装置(気温、風向、風速、日射、積雪深カメラ)を回収した。この地域の最低気温は約-45.0℃であった。積雪深カメラによると積雪期間は2004/09/03-2005/06/27であり、10月から翌年4月まで積雪深は概ね20〜30cmを推移したが、4月と5月に多量の降雪があり、2005年5月11日に最大積雪深72cmとなった。 またスンタルハイアタ山脈の南部地域のヘリコプターによる氷河撮影い、スンタルハヤータ地域最大の氷河であるNo.147,No.148氷河の撮影に成功した。 2.国内研究打ち合わせ 2006年2月に北見工業大学において研究者打ち合わせを行った。ロシアからもモスクワ地理研究所ユーリコノノフ氏も参加し、これまでの観測概要、今後の研究観測打ち合わせを行った。
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