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2004 年度 実績報告書

極限高地生息動物の肺循環遺伝子特性

研究課題

研究課題/領域番号 16406026
研究種目

基盤研究(B)

研究機関福井大学

研究代表者

石崎 武志  福井大学, 医学部, 教授 (80151364)

研究分担者 飴嶋 慎吾  福井大学, 医学部附属病院, 講師 (60262614)
松川 茂  福井大学, 総合実験研究支援センター, 助教授 (00092809)
酒井 秋男  信州大学, 医学部, 助教授 (70020758)
キーワード極限高地生息動物 / ヤク / ナキウサギ / 肺循環 / eNOS / HIF1α / ET1
研究概要

2004年5月9日〜10日、海外共同研究者のアルマスアルダシェヴ教授(キルギス共和国)が来日し、ヤクを対象にして、eNOSおよびHIF1α,ET1などの遺伝子発現の検討を行う実験計画について酒井秋男助教授(信州大学)ともども話し合った。その後、8月12日から19日まで海外共同研究者の格日力教授(中国)が西寧市・ラサ市で主催した国際高地医学・生理学学会に参加し、本研究遂行のため、同氏の研究所の研究者がナキウサギ肺のeNOSおよびHIF1α,ET1などの遺伝子発現の検討を行うべく、2005年4月から約1年間福井大学医学部に滞在する予定となった。
また、同国際会議にて4年前から継続して研究した成果「ヤク肺循環はNOが強く関与して高地生存に適応している」を発表した。9月下旬にキルギス共和国に赴いて実験を開始する予定でいたところ、外務省が同地をテロ危険地域に指定したため急遽中止し、次年度に予定を繰り下げた。
そこで、我々の到着を待たず、現地のアルダシェヴ教授がキルギス高地での動物実験と遺伝子解析を先行することになり、必要な物品・試薬を手配した。
2005年4月にはN.F.Voelkel教授(コロラド大学、本研究の海外共同研究者の一人)が日本呼吸器病学会総会に特別講演者として来日予定なので、その機会を利用して本研究についてさらに討論する予定である。
初年度としては、イラク問題の影響で計画の変更を余儀なくされたが、海外共同研究者との良好な関係で計画自体はこのまま進行できると期待する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Nitric Oxide inhibitor altitude-dependently elevates pulmonary arterial pressure in high-altitude adapted yaks2005

    • 著者名/発表者名
      Takeshi I, Tomonori K, Zong HR, Qiu HC, Zhan GW, Xiao QW, AKio S
    • 雑誌名

      Respiratory physiology & Neurobiology 145(3)(Available On line)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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