研究課題
基盤研究(C)
本研究では、UMLベースの拡張可能なドメイン専用言語を開発した。この言語はUMLにアスペクト指向の概念を取り入れたものであり、AspectMと呼ばれる。AspectM開発支援ツールは、大きく分けて、モデルエディタとモデルコンパイラの2つからなる。AspectMモデルエディタでは、UMLダイアグラムとアスペクトダイアグラムの編集ができる。このエディタは、UMLのメタモデル拡張という機能を提供しており、MMAP(Meta Model Access Protocol)と呼ばれるプロトコルを通じて、開発者自身がUMLのメタモデルにアクセスしその機能を拡張することができる。UMLの拡張にUML自身が使用されるため、モデリングレベルのリフレクションと捉えることができる。拡張のためのモデル記述は部品として保存でき、これを利用することによりドメインに適したモデル表記を利用することが可能になる。AspectMモデルコンパイラは、モデルウィーバ(Weaver)とコードジェネレータから構成される。モデルベースの開発の利点として、プラットフォーム(OS、ミドルウェア、フレームワークなど)や実装言語を意識せずに、開発すべきソフトウェアの本質的な側面のみに着目してモデリングできることが挙げられる。モデルウィーバでは、モデルエディタで拡張したモデル表記を実際のプラットフォームに対応させるマッピング規則をアスペクトにより記述する。開発者自身がアスペクトを追加することによりモデルウィーバの機能を拡張することができる。
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すべて 雑誌論文 (12件)
Workshop on Modeling in Software Engineering (MiSE 2007) (Workshop at ICSE 2007) (掲載決定)
Workshop on Modeling in Software Engineering (MiSE 2007) (Workshop at ICSE 2007) (to appear)
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First International Workshop on the Modeling and Analysis of Concerns in Software (MACS 2005) (Workshop at ICSE 2005), ACM SIGSOFT Software Engineering Notes vol.30,issue 4
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First International Workshop on the Modeling and Analysis of Concerns in Software (MACS 2005) (Workshop at ICSE 2005), ACM SIGSOFT Software Engineering Notes vol. 30 issue 4