研究概要 |
本研究の目的: システムの生産性や効率を評価するだけでなく,快/不快や集中度,疲労などの生理的・心理的・生体力学的負荷による指標と従来の評価指標の因果関係を明らかにして,複数の指標を統合した。-ザビリティ評価方法を確立することと,それに基づくシステム利用者の負荷を考慮した新たな。-ザビリティ評価システムを構築することである。 成果: (1)自律神経系の指標を従来のユーザビリティ評価指標(タスク遂行時間,エラー率,主観アンケート)と統合して,新しい。-ザビリティ評価法を創造するために,特に,皮膚伝導率変動と従来のユーザビリティ評価指標との関連を明らかにする実験分析を行った。結果として,ビデオゲームのプレーヤーを対象として,従来のパフォーマンスやアンケートによる評価と自律神経系の指標(皮膚伝導率,心拍,血流量)との関係を,実験・分析により明らかにした:Australasian Journa lof Information Systems採録 (2)風力と風向を触覚装置によって知覚できるシステムを開発するとともにレシステムの有効性を評価した。さらに,システムのグラフィカルインタフェースを構築し,より使いやすいシステムであることを実験分析で明らかにした:電子情報通信学会論文誌採録 (3)触覚情報を取り込む新しい入力でバイスを考案して,使いやすさを検証した:FIT06採録 (4)触覚と音とのクロスモダリティの実験・分析を行った:Journal of Robotics and Mechatronics採録。 (5)ユーザビリティ指標として身体,生理,主観指標の統合を提案した:ACMのInternational Conference on Multimodal Interfaces(ICMI'06)採録
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