研究概要 |
成果: (1) 自律神経系の指標を従来のユーザビリティ評価指標(タスク遂行時間,エラー率,主観アンケート)と統合して,新しいユーザビリティ評価法を創造するために,特に,皮膚伝導率変動と従来のユーザビリティ評価指標との関連を明らかにする実験分析を行った.結果として,ビデオゲームのプレーヤーを対象として、従来のパフォーマンスやアンケートによる評価と自律神経系の指標(皮膚伝導率,心拍,血流量)との関係を,実験・分析により明らかにした. (2) 触覚情報を取り込む新しい入力でバイスを考案して,使いやすさを検証した. (3) Webページの画面設計について,視線データのパターンから適切な画像配置の基礎データを得た.また,年齢や性別により画面配置の指向が異なることが実験結果から得られた. (4) 皮膚伝導率の変化を取り入れたチャットシステムの構築と,情動の変化として捉えられる基礎的なデータの変化パターンを得た. (5) ユーザビリティ指標として身体,生理,主観指標の統合を提案した:
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