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2006 年度 実績報告書

Aralar欠損マウス脳における細胞学的化学的構築の形態学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 16500222
研究機関鹿児島大学

研究代表者

中河 志朗  鹿児島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (70073666)

研究分担者 小林 圭子  鹿児島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教授 (70108869)
キーワードaralar / 髄鞘 / ノックアウトマウス / 一酸化窒素作動性神経細胞 / 黄体形成ホルモン放出ホルモン / 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
研究概要

本年度に取り組んだ研究としては、脳や骨格筋に特異的に発現するミトコンドリア内膜局在のカルシウム結合性アスパラギン酸・グルタミン酸輸送体(AGC)であるAralarをノックアウトしたマウス(Aralar-KOマウス)およびヘテロ型と野生型について、昨年度に引き続き、各種の生理活性物質を特異的に含む神経細胞の分布様式をPAP法による免疫組織化学的研究法を使い検索した。
一酸化窒素合成酵素(NOS)を一次抗体として使い免疫組織化学的に検索した結果では、NOS様免疫陽性神経細胞の分布様式や数においても、ヘテロ型と野生型との間における顕著な有意差を現時点では認めることができなかった。
黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)を一次抗体として使い免疫組織化学的に検索した現時点での結果でも、Aralar-KOマウスやヘテロ型、野生型におけるLHRH様免疫陽性神経細胞の分布様式や数において著明な有意差を観察することができなかった。
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRF)を一次抗体として使い免疫組織化学的検索に基づく、CRF様免疫陽性神経細胞の分布様式や数においても、Aralar-KOマウスやヘテロ型、野生型における顕著な有意差を現時点では見いだすことはできなかった。
今年度までの研究においても、Aralar-KOやヘテロ型、野生型のマウスにおける、特定の神経細胞における顕著な変化は、セロトニン作動性神経細胞群以外には見いだせなかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Essential role of aralar in the transduction of small Ca^<2+> signals to neuronal mitochondria2006

    • 著者名/発表者名
      Pardo, B., et al.
    • 雑誌名

      Journal of Biological Chemistry 281・2

      ページ: 1039-1047

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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