1.「定量化スキー操作」に関する研究 平成16年度に行った「定量化スキー操作」の制作法に関する研究を纏め、日本スキー学会誌に投稿した(11。研究発表を参照)。スキー操作に関する実験を行い、成果を「スキー操作に関する実験的研究」と題して研究速報に纏めた(中部大学工学部紀要、第41巻、2005、pp.47-50)。実験結果を参考にして、「定量化スキー操作」の制作法の改良を行い、成果を「定量化スキー操作開発の問題点」と題して発表した(日本スキー学会第16回大会号、2006、pp.22-23)。 2.スキーターンシミュレーション法への応用に関する研究 「定量化スキー操作」をスキーターンシミュレーション法に応用することにより、二本のスキー板を用いたスキーターンの解析が可能となることを明らかにした。その成果を"Improvements of Simulating Approach for Ski Turn"と題して、6月にドイツ国で開催される国際学会(International Sports Engineering Associates)の講演会で発表する予定である。 3.スキー板の設計への応用に関する研究 スキーターンの軌跡を考慮したスキー板の設計法に感度解析を利用する方法を開発した。その成果を「目標のスキーターン特性を有するスキー板の形状と断面の設計法に関する研究」と題して発表した(日本機会学会第15回設計工学・システム部門講演会講演論文集、2005、pp.492-493) 4.スキー操作の応用に関連する研究 スキーターンに及ぼす斜面の影響を研究し、その成果を「スキー操作の実験的研究」と題して研究速報に纏めた(中部大学工学部紀要、第41巻、2005、pp.51-54)。
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