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2006 年度 実績報告書

女子アスリートの筋力トレーニングにおける成長ホルモン分泌の影響

研究課題

研究課題/領域番号 16500430
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

田中 繁宏  武庫川女子大学, 文学部, 教授 (10275232)

研究分担者 野老 稔  武庫川女子大学, 文学部, 教授 (90140425)
相澤 徹  武庫川女子大学, 文学部, 教授 (10340944)
小柳 好生  武庫川女子大学, 文学部, 講師 (20340945)
坂井 和明  武庫川女子大学, 文学部, 講師 (90247099)
キーワード女性アスリート / 成長ホルモン / テストステロン / 体組成
研究概要

平成16年度、17年度の研究では学生アスリートにおいて、体組成と尿中ホルモン、尿中テストステロンが相関しないことが分かった。さらに、学生アスリートで筋力トレーニング前後においても、尿中成長ホルモン、尿中テストステロンは有意な変化を認めなかった。
平成18年度の研究では、対象は中学生の全日本ユースクラスバレーボール選手11名(早朝尿検査群:A群)および14名(随時尿検査群:B群)で尿中ホルモン量(成長ホルモンは蛋白同化ホルモン作用がある)を測定した。同時に体組成も測定した。A群では尿中成長ホルモン量および尿中テストステロン量と体組成とは、どちらも相関しなかった。B群においても、尿中成長ホルモン量および尿中テストステロン量と体組成とは、どちらも相関しなかった。これらは学生における研究と同様の結果となった。
A群とB群において、尿中成長ホルモンに関して測定不能者(値が低すぎて測定できなかった物)はどちらに多いか検定(x二条検定)したが、有意差はなかった。一般に成長ホルモンは夜間、睡眠後に多く分泌される。そのため早朝尿で高い値が得られると仮定したが、本結果からはこのことが裏付けられなかった。成長ホルモンはスパイク的に分泌されるが、尿中濃度が随時尿に比し、有意に高くなるほど夜間に多く分泌される訳ではないと考えられた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 思春期女性トップアスリートにおける尿中成長ホルモンおよびテストステロンと体組成の関係2007

    • 著者名/発表者名
      田中繁宏他
    • 雑誌名

      武庫川女子大学紀要(自然科学) 54

      ページ: 5-7

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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