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2005 年度 実績報告書

運動の行動変容段階と一過性運動時の主観情報処理の関係

研究課題

研究課題/領域番号 16500455
研究機関福岡県立大学

研究代表者

上田 毅  福岡県立大学, 人間社会学部, 助教授 (90254648)

研究分担者 石原 一成  福岡県立大学, 人間社会学部, 助手 (80347690)
堀田 昇  九州大学, 健康科学センター, 助教授 (00146797)
鍋谷 照  静岡英和女子学院大学, 短期大学部, 講師 (20390015)
上田 真寿美  山口大学, 医学部, 講師 (30332810)
キーワードRatings of Perceived Exertion / Visual Analogue Scales / Exercise Mode / Borg Scale / Exercise Intensity
研究概要

本研究の目的は、自転車エルゴメーター作業とトレッドミルランニングにおいて、新しく作成したVisual Analogue Scalesの評価を行うことであった。被験者は健康な11名の男性であり、自転車エルゴメーター作業とトレッドミルランニングにおいて漸増負荷による最大運動負荷テストと4分間、3段階の運動を実施した。運動中、VO_2,VCO_2,V_E, f、HRおよびBLaを測定した。またボルグのRPEと4つのVisual Analogue Scales (VAS1〜VAS4)を測定した。その結果、VO2maxとHRは自転車とエルゴメーター作業とトレッドミルランニングで有意に違わなかったが、BLaは自転車エルゴメーター作業でトレッドミルランニングより有意に高く有意な交互作用(運動様式、運動負荷段階)も認められた。VAS1は自転車エルゴメーター作業でトレッドミルランニングより有意に高かった。VAS1には有意な交互作用(運動様式、運動負荷段階)も認められた。VAS2は自転車エルゴメーター作業がトレッドミルランニングより有意に高かった。被験者は自転車エルゴメーター作業では、抹消の知覚を中枢より高くなると評価した。しかしトレッドミルランニングではほぼ等しかった。自転車エルゴメーター作業とトレッドミルランニングの両方で脚のきつさは腕より高くなった(VAS3)。トレッドミルランニング中のVAS4は呼吸の苦しさと心臓のきつさがほぼ等しかったが、自転車エルゴメーター作業では呼吸の苦しさが心臓のきつさより高かった。このように、新しく作成したVASは50〜80%VO2maxの運動強度において運動強度を評価する上で有用な情報が得られる指標であることが示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Title of paper : Differential Perceived Exertion measured using a new Visual Pedaling and Running2006

    • 著者名/発表者名
      Takeshi Ueda, Teru Nabetani, Keisuke Teramoto
    • 雑誌名

      Journal of PHYSIOLOGICAL ANTHROPOLOGY Vol.25,No.2

      ページ: 1-8

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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