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2004 年度 実績報告書

新たな数学教育の実践を目指したカリキュラムから評価方法までの総合的な研究

研究課題

研究課題/領域番号 16500569
研究機関福井工業高等専門学校

研究代表者

長水 壽寛  福井工業高等専門学校, 一般科目教室, 助教授 (10259856)

研究分担者 坪川 武弘  福井工業高等専門学校, 一般科目教室, 教授 (70236941)
宮田 一郎  福井工業高等専門学校, 一般科目教室, 助教授 (20219794)
柳原 祐治  福井工業高等専門学校, 一般科目教室, 講師 (20332017)
井之上 和代  福井工業高等専門学校, 一般科目教室, 講師 (30332018)
中谷 実伸  福井工業高等専門学校, 一般科目教室, 助教授 (00311051)
キーワード達成度評価 / チェックシート / ワークブック / テクノロジー / カリキュラム研究 / 数学教育
研究概要

本研究の本年度の成果は次のとおりである。
1.達成度評価のための学生用チェックシートの開発について
本年度内に、基礎解析(1年)、解析I(2年)、線形代数(2年)、解析II(3年)、数理統計学(3年)の学生用チェックシートを冊子化することができた。主な特徴としては
(1)書式を少し変更し、各教員がチェック項目を増やすことのできる欄を付け加えた。
(2)学生がチェックした日付を書く欄を明確にした。
(3)各科目のチェックシートには公式集を付録として付けた。
(4)チェックシートの項目に、関連する公式集の番号を付けた。
(5)年度の最初に配布し、ミシン目を付けることで、単元終了後に学生が切り取って提出できるようにした。このことで、教員の配布の手間が軽減できると思われる。
(6)2つ穴を開けることで、返却後、ファイルに整理できるよう工夫してある。
平成17年4月から13クラスで使用予定である。
2.テクノロジーを用いた数学教育を推進するためのワークブックの開発について
本年度の研究においても、三角関数における数学実験や微分方程式の分野等で新たに教材が作成された。ワークブックも、レポートのページは提出できるような形式(ミシン目、2つ穴)とする。1年の基礎解析および2年の解析Iに関しては、これまでの教材とともに平成17年8月頃までにまとめる予定である。
3.テクノロジーを含めた新しい数学教育のためのカリキュラムの検討について
イギリスで行なわれているCASE(科学教育を通じた認知的促進)やアドバンシング物理の理念が、私たちの考える新しい数学教育の理念と共通する点があることがわかった。今後、これらを参考にカリキュラムを検討することになる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 数学教育における新しいプログラムとツールの使用について2005

    • 著者名/発表者名
      柳原 祐治
    • 雑誌名

      論文集「高専教育」 第28号

      ページ: 501-506

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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