昨年度に引き続き、駿河台大学のゼミナール授業の一環として、地域市民にスポットを当てて紹介する映像番組『見〜つけた』を制作し、地元のケーブルテレビで放映を行っている(本年度春学期制作の6番組は2005年10月から6週間にわたり放送され、秋学期制作の13番組は2006年4月から13週にわたり放送予定)。テレビ飯能での放送回数は1週に19回。放送は昨年同様、テレビ飯能のみならず、関係する4社協定により、入間ケーブル、狭山ケーブル、川越ケーブルでも放送された。 番組は、昨年同様、学校で気軽に利用してもらえるように、飯能市の教育委員会を通じて複製を小・中学校及び公民館に配布した(10月4日に贈呈式を行った)。こうした取組みは、番組視聴を採り入れた教育実践につなげていくために必要である。 本年度は、地域の小中学生の地域理解とメディアリテラシー教育を接続する可能性について検討するため、近隣の飯能市立加治東小学校との連携をすすめた。社会科見学や学内行事を映像で記録したり、小学生が大学のスタジオ見学を行った様子を撮影し、テレビ飯能から「駿台ニュース」として放送したりするなどの実践を行った。 また、テレビ飯能の視聴者を対象に、ケーブルテレビの視聴目的や地域惰報の収集手段について、アンケート調査を実施した。現在、調査結果を分析中である。
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