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2005 年度 実績報告書

インターネットを利用した遠隔教育-高齢者の生涯教育への利用-

研究課題

研究課題/領域番号 16500617
研究機関広島国際学院大学

研究代表者

中田 美喜子  広島国際学院大学, 情報学部, 助教授 (60237302)

研究分担者 吉田 行宏  安田女子短期大学, 秘書科, 助教授 (90240324)
城戸 光世  広島国際学院大学, 情報学部, 講師 (10351991)
田中 里美  広島国際学院大学, 現代社会学部, 助教授 (00300129)
キーワード遠隔教育 / 高齢者 / インターネット / 生涯教育 / コンピュータ / e-learning
研究概要

平成17年度において、高齢者におけるインターネットを利用した生涯学習として旅行英会話の教材の作成を試みている。実際の作成を現在も継続している。
以前の研究においては、特に興味のある教材であればインターネットで学習してもよいという結果を得ている(平成14年度科学研究補助金報告書)。そのため、地域における地理や地域の歴史についての講演を受講してもらいアンケート調査した。興味ある教材としては特に希望はなく、旅行や語学の記述がみられた。そのため、本研究では旅行における簡単な英会話教材を作成している。作成した教材は本学の学生教材として学習させ、学習効果がみられるかについて検討を行った。学生は教材を「みやすい」「結構勉強になる」など学習が進むという感想を述べている。これらを改善しながら高齢者用の教材作成を実施する予定である。
本研究では、高齢者を対象としているため、事前準備としてインターネットや教育などに興味があるかについてアンケート調査を実施し検討を加える。特に地域における調査のため、町内会や高齢者の集まるグランドゴルフ大会など、高齢者向けの行事に参加されている方々を含めて老人会をとおして調査を実施する。地域の皆さんの理解を得ないとアンケート実施も困難である。そのため,何もないときにも地域での活動に参加したり,イベントに参加したりする必要がある様子である。学生サポートにその役割をしてもらう予定である。
アンケートでは,コンピュータに対する興味や親近感,また生涯学習に対する考えかたや取り組み方,インターネットに対する理解,学習内容についての希望が検討できる質問紙を作成し,実施する予定である。今年度は,教材開発の準備と下調べの準備を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 非同期型e-learningシステム利用による学習効果2005

    • 著者名/発表者名
      中田美喜子, 永田純一, 中村格芳, 鋼昌伸, 菅秀樹
    • 雑誌名

      広島国際学院大学研究報告 38

      ページ: 85-90

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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