• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

遠隔教育のためのタイムベースメディア部品の連携と同期に関する研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 16500624
研究機関釧路工業高等専門学校

研究代表者

野口 孝文  釧路工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (20141856)

キーワードe-Learning / タイムベース / ビデオ / CAI / IntelligentPad
研究概要

本研究では,タイムベースで動作する複数のメディア部品を組み合わせた教材を配送し,それぞれのメディアが配送される制御データに同期しながら動作する,遠隔教育のためのタイムベースメディアシステムの開発を行っている.本年度は,以下の3点の開発を行ってきた.
(1)ビデオをはじめ,タイムベースで動作するテキストやポインター等の表示部品の開発.
(2)表示部品が,ストリーミングデータに同期して動作するためのメッセージモデルの開発.
(3)表示部品にストリーミングデータを配送するストリーミングサーバの開発.
本研究では,IntelligentPadをプラットフォームにしてシステムを開発する.IntelligentPadは,パッドと呼ぶ機能部品(オブジェクト)をダイナミックに組み合わせて,それぞれのパッドが持つ機能を統合することができるシステムである.今年度行ったことを以下に示す.
・アニメーション動作する表示部品を開発するために,パーソナル・コンピュータを導入した.
・サーバから受け取ったビデオデータを表示するビデオ部品を開発した.
・ストリーミングデータからタイムベースデータ(表示部品の動作を指示するスクリプトとタイミングデータ)を取り出すための機能部品を開発した.
・共存する表示部品間で,タイムベースデータを統一的に扱うためのフレームワークを検討した.
・タイムベースデータを共存する表示部品に配送するためのメッセージモデルに関するフレームワークを検討した.
・タイムベースデータを保持したストリーミングデータの配送を実現するために,サーバコンピュータを導入した.
・サーバコンピュータは,ビデオデータを配送する.また,教材制御を実現するために,ビデオデータのテキストトラックを利用し,タイムベースデータの書き込みを実現した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ゲーム作成を課題にしたプログラミング教育とその分析方法の開発2004

    • 著者名/発表者名
      野口孝文
    • 雑誌名

      電子情報通信学会,教育工学研究会論文集

      ページ: 1-6

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi