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2004 年度 実績報告書

準マイクロ波電波吸収リサイクルボードの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16510058
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

河辺 伸二  名古屋工業大学, 工学研究科, 助教授 (20252314)

研究分担者 池田 哲夫  名古屋工業大学, 名誉教授
キーワード準マイクロ波 / リサイクル / 電磁波 / 電波吸収 / 反射減衰量 / 平行二線 / カーボン / 廃棄物
研究概要

準マイクロ波帯1.7 2.6GHzまでの連続した広範囲の周波数の測定が可能である高精度の準マイクロ波用の平行二線線路測定法の測定装置を開発した。この測定装置は、周辺環境から電磁波の影響を受け難いことから、都心部においても通常の実験室の鉄筋コンクリート建物内の一室内にて測定実施が可能である。
一方、繊維化したプラスチック廃棄物(ポリプロピレン(PP))と古紙を混合し、熱間プレスにより成形するリサイクルボードを開発し、このリサイクルボードを応用した準マイクロ波帯域の電波吸収体を開発した。
このリサイクルボードにフェライトやカーボン繊維を混入した建築空間用の電波吸収体を開発し、最適な条件を見いだすことを試みた。
また、鋼製スラグを混入したセメントモルタルブロックを作製し、準マイクロ波による発熱を試みた。鋼製スラグの混入量、厚さを制御することにより、発熱効果の高い調合を見いだした。
さらに、5.8GHz帯用の透明電波吸収体を作製し、プラスチックとカーボンの組み合わせによる電波吸収効果の有効性を測定した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 平行銅板による5.8GHz帯用電波吸収特性の測定2005

    • 著者名/発表者名
      鈴木友美, 河辺伸二, 若田佳希
    • 雑誌名

      日本建築学会東海支部研究報告集 43

      ページ: 1-4

  • [雑誌論文] 準マイクロ波による製鋼スラグ混入モルタルの発熱効果2005

    • 著者名/発表者名
      橋本貴志, 河辺伸二, 伊藤洋介
    • 雑誌名

      日本建築学会東海支部研究報告集 43

      ページ: 141-144

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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